まずは高尾山へ!
東京に住んでいる方なら、遠足で登ったことがあるかもしれません。
大晦日には深夜も臨時列車が走り参拝者が絶えず、節分には力士が豆をまき…
そして天狗のいる山です。
標高599メートルですが、スタートは標高200メートルほど。
それを1時間~1時間30分で登るのですから、それなりに汗をかけます。
普段の服装でも歩ける山ですが、やはり快適に歩けるよう工夫したいものです。
いちばん下に着るものは綿ではなく、運動するときに着ているような化繊がいいです。
本当に寒い時、汗をかかなければ綿でもかまわないです。
あと上着。
着ると暑いけど、脱ぐと寒いというのは困ります。
薄手の素材で、面倒がらずに調節するようにしましょう。
登り始めは少し涼しいくらいでいいかもしれません。
すぐに暑くなります。
休憩するときは、冷える前に座ったらすぐに着てくださいね。
さて、ようやく山歩き開始です。
京王線の高尾山口駅を背に右へ進むと、ケーブルカーやリフト乗り場が正面にありますが、その左から歩き始めましょう。
私のオススメは
- 6号路を登り、稲荷山コースで下山
- 稲荷山コースを登り、1号路で下山
「歩き足りないな~」
という方は、稲荷山コース~もみじ台~一丁平まで足をのばしてはいかがでしょうか?
山を歩くとき、書店で売っている山の地図は持っていってほしいのですが…
高尾山に限っては、京王線の駅に置いてあるスタンプラリーの地図であったり、るるぶなどのガイドマップでよいかと思います。
高尾山が初めてという方は、改札を出て登山口まで行く間のお蕎麦屋さん、団子やジェラートは下山後の楽しみにしていただいて、まずは歩いてみてください。
6号路は、水の道です。
冬は凍結する場所もあるので、あまり寒くならないうちに登ってみましょう。
稲荷山コースは、木の根っこが張り出していたり、少し段差があったりと山を歩く練習になると思っています。
目線はずーっと真下だと酔いますし、首も痛いし、視界が狭くなってしまいます。
2~3メートル先を見て、足元は視界に入っていれば、少し前に認識した道を歩くことになります。
特に下山時など「ここ、歩きにくそう」と思ったら、しっかり足元を確認しながら歩いてください。
1号路は薬王院がハイライトです。
意匠がステキです。
鮮やかな朱色、こまかな細工、何度も歩いているのに時間をかけて見てしまいます。
ここでは御朱印もいただけます。
健康登山のスタンプもあり、たまると精進料理や記念品をいただけるそうです。
励みになりますね。
下山後のお蕎麦もいいですが、私は「ごまどころ 権現茶屋」の「ごんちゃ麺」が大好きなのです。
権現茶屋 (ごんげんちゃや) - 高尾山口/精進料理 | 食べログ
辛いものが苦手な私も、汁まで完食です。
特にこれからの季節、冷えた体がぽっかぽかですよ。
せっかく暖めても、ジェラートもいただくんですけどね。
ここでは、甘じょっぱさを売りにしているのか?ふりかけをかけたりもできます。
お試しを~。
下山後は駅前の水道で、靴についた土を流せます。
駅に直結している温泉がありますので、登る前に着替えをコインロッカーに預けておくといいですね。
ぬるめの炭酸泉があり、リラックスできますよ。
お食事処もあり、ビールで乾杯している方もたくさん。