私のイチオシの埼玉山歩きのうち、長瀞&寳登山(ほどさん)コースをご紹介します。
「宝登山」表記のマップもあるかもしれません。
寳登山も高尾山のシモバシラと同じく、冬ならではの花を見ながら山歩きが楽しめます。
長瀞の岩畳へも、お立ち寄りください。
すてきな場所ですから。
どちらが先でもいいです。
池袋から特急に乗り、ぴゃっと秩父に到着。
なぜ指定席に座ると、ワクワク感がアップするのでしょうか。
私だけ?
足元がゆったりしていて、おにぎりを食べたりして電車なのにのんびりできるからでしょうか。
箱根のロマンスカーも同様。
終点で下車。
ゆるゆると走る電車の中は暖かく、ぽかぽかしてつい寝過ごしたくなりますが、長瀞駅で下車。
駅舎がかわいい。
帰りの電車の時間を、一応見ておきます。
寳登山へ向かう道とは反対側、踏切を渡って荒川の岩畳へ。
両側にお店があり、ガレドッグなんて食べ歩きにもちょうどいいサイズです。
いつ行っても川の色がステキです。
何回行っているだろうっていうくらい、お気に入りの場所です。
お尻が冷えないようにクッションを敷いて、川下りの船に乗船しているお客さんに手を振り、ただ川の色を眺めているだけなんですけどね。
紅葉も美しいですよ。長時間でもつらくない季節ですし。
ぼけーっとするときの必需品。
一度、熱湯を入れてボトルの中を温めておけば、さらに熱々。
少しお値段は張りますが、段違いの保温力です。
ミルクティにしょうがのパウダーを入れて飲みながら、川を眺めています。
さて駅まで戻り、反対側へ進みます。
けっこう歩いている方だと、山頂までもウォーミングアップ程度の歩きと感じてしまうかもしれませんが、ロープウェイがありますので歩き慣れていない方とも楽しめます。
点検で運行していないこともあるので、事前にお調べください。
澄み切った青空にロウバイの柔らかな黄色が映えるんです。
1~2月がロウバイ、2~3月が梅と福寿草、4月が桜、5月がシャクナゲとツツジです。
毎月、花を楽しみに歩けますね。
景色を存分に楽しんだら、寳登山神社で参拝して駅へ戻ります。
本当に美しい神社です。
周辺にはお寺もあります。
全部見ていくと、かなり充実した休日になりますね~。
駅までの途中に、かき氷で有名な「阿佐美冷蔵」さんがあります。
https://tabelog.com/saitama/A1107/A110704/11000617/
真冬はやっていないかと思いきや、ロウバイを見た後に暖かい店内で果汁たっぷりのかき氷をいただいた記憶があるんです。
3月は営業しているのかも。
夏は行列で1時間以上待つこともあるようですが、寒い季節は狙い目なのかもしれません。
甘酒などの珍しいメニューもあります。
そして、駅までもう少しという場所にある「たじま」さんで、冬はおっきりこみうどん、それ以外はお蕎麦をいただくのがいつものコースですが…
「お蕎麦屋さんではいつも天ぷらそばを注文しています!」という方はご注意ください…
初めて見たのは、近くのテーブルに座っていた若い女子3人組の注文が運ばれてきて私のいるテーブルの横を通り過ぎたときでした。
自分の視界に入ったモノが信じられず二度見です。
効果音がつくような二度見でした。
思わず「え?」と声も漏れてしまいました。
おしゃべりしながら待っていた3人組は、言葉を失いしばらく凝視したあと、角度を変えながら写真を撮っていました。
さすがです。
テーブルに置かれたお皿には、20個以上の天ぷらがすばらしいバランスで積み上げられていました。
これはきっと「2人以上で注文し、1人は蕎麦のみでちょうどいい」と思い、後日そうしてみたのですが2人でも多い!!
季節の野菜もたくさん入っているので、食べるたびに変わっていいかも。
天ぷらは持ち帰りできますので、お店では適量をいただけます。
普段、旅館でも食事処でも、料理の写真は撮らずに「いっただきまーす」と箸をつけますが、人生で初めて写真におさめました。
ご覧ください。
この席はカウンターで、ジオラマが見れます。
トトロやネコバス、ゴジラなどがいます。
秩父には、温泉もたくさんあります。
寒い季節は特に、1泊して温泉でのんびりなんてサイコウですね~♨