登山靴を購入したことのある方なら、試し履きするときに、お店にあるぶ厚い靴下を履かせてもらったかと思います。
素材はウールです。
「えー、毛なんて暑苦しそう」
「汗かかない?」
いえいえ、履いて山を1日でも歩いた方ならご存知でしょう。
足がべたつかないんです。
綿の靴下を履いて同じくらい汗をかいたら、ビッショビショですよ。
しかも乾きません。
一度脱いだ靴下をまた履くなんて無理無理!!気持ち悪い!
という感じですが…ウールは違います。
何日も山に行くときは、日にち分の靴下持っていきません。
雨が入ったりでどうにも濡れてしまったとき用に替えを1足持参しますが、基本的には毎日同じ靴下を履きます。
山の靴下に慣れてしまった今…
毎日の生活でも履いています。
山に行くときだけなんて、もったいない。
靴下は消耗品です。
いくら縫製が丈夫で穴が開かなくても、ずーっと履き続けると、やはり新品とは違ってきます。
最近は、夏山のシーズン前に上記のどちらかを2~3足購入しています。
前のシーズンのものが普段用におりてきます。
外出着が部屋着に降格(?)という感じでしょうか。
ジムでの運動時にも活用しています。
ジムで1時間ランニングマシーンで運動しても、べたつきナシです。
そして値段の差について。
アウトドアショップの店頭で、2足セット2,000円以下で販売されていることもあります。
素材はメリノウール。
いいものです。
なぜ安いのでしょうか?
縫製の違いです。
やはり高いものは、履いてみると違います。
左右差があったり、土踏まずをきゅっと締めてくれていたり、かかとの角度があったり…
履き心地が違います。
でもウールの凄さを試してみるには、いいかもしれません。
「ウールの良さは実感したけど、つま先のだぶつきが気になるなぁ」
という方は、上記のような靴下をお試しになってはいかがでしょうか。
厚みも重要です。
登山靴は固いのでクッションの意味があります。
中厚と厚手、この2つが一般的です。
お持ちの靴できつくないなら、好みで選んでかまいません。