山、はじめます。

自然の中で過ごすって、こんなに幸せな気持ちになります!と伝えたくて。

登山の計画をたててみる

登山口にあるポストに登山届を入れたこと、ありますか?

今は、個人情報の観点と利便性からインターネットでの提出もできます。

 

登山届を作成することで、漠然としていた計画もよりしっかりとしたものになります。

エスケープルートは?」

「装備品は?」

といったことにも目を向けるからです。

エスケープルートとは

「天候や体調が悪化した際に、途中で下山できるルートはありますか?」

ということです。

下山できる道がないのであれば「ナシ」です。

 

私は「名前、住所、緊急連絡先、装備」など毎回かわらない部分をA4に印刷しておいて、日付やメンバー、歩くコースだけを記入して登山口のポストに出しています。

 

 

日帰りのときも、何日も山にいるときの最終日も

〇〇時になったら下山を開始するというルールを設けています。

余裕をもった計画であれば

「あと山頂まで10分なのに…」

くらいならおまけしてしまいますが、1時間に1本しかないバス、しかも最終バスの発車時刻に合わせての計画だとしたら?

 

下山を急ぐといいことありません。

南アルプス鳳凰三山を歩き、広河原のバス停への道。

 

f:id:yueguang:20190212215154j:plain

合掌しているようなオベリスクのある地蔵岳

 

もともと最終バスを予定していましたが、少し足を速めれば最終より1本早い(2時間ほど前の)バスに乗れるのではないか。

そうすれば甲府でゆっくり、鶏モツと蕎麦を食べられる~。

欲が出てしまいました。

大きめの石がずっと続くガレ場。

歩いて2日目なので体も軽く、ぽーんぽーんと軽快に石の上を跳ねていきます。

半分走っているようなものなので、歩くより断然速い。

 

「これならバス乗れる~」

浮石には気をつけていたはずですが、ウキウキしすぎて注意散漫だったのでしょう。

足元がグラっとし、慌てて違う石に足を移しましたがそれも浮石。

無理に態勢を変えたことによって、手より先に、左上半身を石に叩きつけてしまいました。

 

息が吸えない、と焦ったほどの痛みでした。

しばらくしてなんとか立ち上がれたので、救助を呼ぶことは考えませんでした。

歩けそうだし、救助ヘリは数少ないですし、こんなことで呼べない。

それに、救助を呼んでも今感じている痛みは減りません。

 

念のために持っているストックを出してみましたが、ストックを突くと激痛。

あきらめて再び収納します。

よたよたと歩き続けます。

 

1本前のバスはとっくにあきらめていますが、最終のバスはあきらめたくない。

バスなら2000円が、タクシーで帰ったら1万円オーバーですから。

 

バス乗り場が見えたときの安心感。

息を吸うのもやっとなのに、鶏モツ食べるなんて無理。

 

翌日、仕事帰りに医者へ行ったら肋骨折れてました。