受付すぐのストーブがある太陽の光いっぱいのスペースが、本当に心地いいです。
暖かすぎてここで眠りたい。
こんな家に住みたいなぁ。
飛騨名物「朴葉(ほおば)味噌」。
これを山小屋の朝食でいただけるとは思いませんでした。
ご飯にのっけて幸せな朝食~。
いくらでも食べられそう。
席がギューギューで隣の人とぶつかり食べにくいことを除けば、山でいただいた最高の朝食でした。
食堂を見てからご飯を食べるか決めたいくらいです。
丸椅子なら宿泊人数によって、いくらでも詰め込めます。
椅子の座面の幅、もしくは食事をお盆に載せて提供するならその幅だけでいいから。
体格なんて考慮されません。
食堂の椅子が背もたれのあるような、しっかりした椅子であるならそうはいきません。ですので、ある程度の幅があるのでゆったり座れるのです。
あまりに狭いと、満員電車で食べてるんじゃないんだから…と思ってしまうんですよね。
食堂の定員と回転率を考えると1回の人数が多い方がいいのでしょうが、これも私が山小屋の食事を避けてしまう原因なのです(もうひとつは日の入り・日の出の時刻と食事の時間が重なることが多く、それらを見られないなら私にとって山で過ごす意味がないからです)。
以前、下山後の温泉に宿泊した際に初めて朴葉味噌をいただき、甘めの味噌がふつふつ焼ける香ばしさがすっかり気に入り、お土産でその味噌を買って帰りました。
朴葉がついているセットもありますが、自宅でならフライパンにアルミホイルを敷き、その上に味噌と好きな具を載せればいいのです。
キノコ類やネギがよく合いますが、卵黄や細切りのたくわんなどもいいですよ。
私は、舞茸とネギと卵黄の組み合わせがおいしかったです。
山小屋の90周年(90年も前に山小屋が存在していたことがすごいですよね)の年に宿泊したら、こんなにかわいい袋をいただきました。
縦30センチ、横25センチほどの使いやすい大きさ。
日常でも使っています。
今の経営者は、3代目の若い女性です。
標高3000メートル(厳密には4メートル足りませんが)でクレジットカードを使えるようにしたり、新しいことをどんどんされています。
使えたらいいなと思ったこともなかったのに、山なのだから「できなくて当たり前」のことをできるようにしてしまう。
すごいことですよね。