登って潜って、月をみて。

生きていれば、こんな景色に出会うことができる。こんなに幸せな気持ちにさせてくれる。

北アルプス 冷池(つめたいけ)山荘

昨日ご紹介した種池山荘と同系列の山小屋です。

名物はチョコレートケーキでした。 

 

オススメポイントは…山小屋の前からの景色ですね。

雲海とご来光も堪能できます。

ベンチは少ないですが、ここはいい場所です!

立山連峰も絶景。

 

https://kasimayari.jp/annai.htm

木の色が明るいせいもありますが、太陽の光が降り注ぎ、室内はとても明るい。

新しい感じがします。

トイレも明るく、しかも水洗できれい。

汚物処理の仕組みを書いたパネルがあり、見入ってしまいました。

どれだけの費用がかかっているんだろう…チップ、必ず入れますから。

 

手ぬぐいの種類も豊富。種池山荘でも買えます。

商品名を表す、色の表現の仕方がすてき。

ぜひ、現地で見てみてくださいね。

番号で陳列している山小屋も多い中、同じ絵柄でもこんなにたくさんの色で迷わせてくれるのは、ここくらいです。

2つの絵柄があり、どちらもすてきで「うぐいす」と「すみれ」を購入。

欲しかった「桃」は売り切れでした。残念。

お値段も500円。珍しいんですよ、700~1000円が多いです。

バンダナも気に入っており、お弁当を包んでいます。

 

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鹿島槍ヶ岳へのいい道が続きます

鹿島槍ヶ岳を目指すなら、種池山荘に到着した時間にもよりますが、冷池山荘まで来ておけると楽ですね。

朝から両側の景色を楽しみながら、気持ちよく歩けます。

ピストンならザックを山荘に置かせてもらえるので、小さな荷物で行けます。

鹿島槍ヶ岳は双耳峰(山頂が2つあること)ですが、北峰へは少し足場が悪いところがあります。初心者の方はご注意を。

南方の山頂は、私のお昼寝スポットです。

 

テント場は山小屋よりも鹿島槍ヶ岳の方へ進みます。

山小屋より、かなり標高が高くなる印象。

もちろん景色がいい!

ですが…テント場からだと山小屋へは5分ほどの緩やかではない下り。

トイレに行くにも水を買うにも下って、帰りはもちろん登ります。倍くらいかかっていそう…距離にして200メートル以上はありますね。

山では水分を意識して摂った方がいいのは分かっているけれど…夜中にトイレに行きたくなっても我慢しちゃいそう。

寝ぼけて歩かない方がいい道です。

見晴らしがいいということで、風は強めです。

そして少し斜めです。

いい場所に張りたいものです。

 

種池山荘のテント場がいっぱいで山小屋への宿泊を案内されて、ここまで足をのばしたものの、ここも広くはないのでいっぱいという可能性もあります。

テント場はもちろん予約制ではないですので、山小屋への宿泊も検討せざるを得ないことも考えて、予備のお金は必ず持参しましょう。

「お金がないので…」と大きなザックを背に下山していく若い方をみると、かわいそうになります。