登って潜って、月をみて。

生きていれば、こんな景色に出会うことができる。こんなに幸せな気持ちにさせてくれる。

山小屋の客人たち

山で出会った強烈キャラの客人たち。

 

★いくら好きだからって…食事は「さきいか大袋と水4リットルのみ」

20代前半女性「私は、これさえあれば大丈夫なんで!」

確かに声は大きいし、元気そう。

1泊2日なら、主食がなくても問題ないのだろうか。

それにしても、さきいか…疲れそう。

アゴがお強いんですね。

見せられた大袋は、私が今までの人生で食べたさきいかの量をはるかに超えていました。

遭難とかの非常時に「さきいかだけでもあったから、生き延びれた…」ではなく、もともとそれしか持っていかないって…

さきいかの塩っけで喉が渇くから、の水4リットルだそうです。

重いでしょうに。

でも、山小屋では水も含めて絶対買わず、自分で背負って完結させるというのもすごいな、と感心したり。

まだ雪が積もっている山ですよ?

温かいものが欲しくならないんだろうか。

そして、なぜか雨具のみで防寒具を持っておらず「寒い寒い」と震えており、山小屋の方が貸してました…

 

★あなたは天狗の子? 自分を過信しすぎ…

30代男性「今日中に雲取山まで行こうと思うのですが」

は?

今、13時過ぎですけど。

私は宿泊予定の山小屋まであと30分かからないと思っていますが、あなたの目的地もそこじゃないんですか?

地図持ってます? いや、持ってるだけじゃダメだ。見てます?

雲取山って…歩くなら2日必要な距離ですが。

背負っているのは10リットルに満たないトレラン用のベストのように着るザック。

「どこから何時に入山して、ここまで来たんですか?」

「10時に〇〇登山口から」

アウトでしょ。

この先、雪が相当積もっていますが…そのトレランシューズで走るの?

防寒具は? 入ってなさそう…

 

私が泊まった山小屋に、暗くなってから到着。

その先の山小屋まで行けそうだったが、閉まっていたら困るから戻ってきたとのこと。

どんだけ強がり?

「本当は先週登る予定だったんですよ」

良かったですね、先週だったら今あなたがいる山小屋も開いていません。

そんな季節に防寒具も持たず、長袖と短パン+タイツのみ。

この人も震えていて、防寒具を借りていました。

 

あぁ、こんなに知らなくても登ろうと思うんだなと不思議な感覚でした。

知らないってすごい。

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