ロープウェイとゴンドラを乗り継げば着いてしまうので「山小屋」ではないと言われてしまうかもしれません。
山を歩かない人とも一緒に行けて、山の雰囲気を感じられるステキなところです。
栂池自然園の散策…
少しなめてましたけど(なんでなめてたんでしょう)してみる価値は大いにあります。
平坦な道(木道)まででも充分楽しめますよ。
車いすの方も楽しんでらっしゃいました。
チケット売り場で「往復+自然園の入園込みの券(発行日から3日間有効)」を購入できますが、ここから縦走する方は下山で使用しませんので、片道券のみ購入し自然園の受付で300円(一般)をお支払いください。
JAFのカードを提示すると往復の場合のみ、200円割引でした(2019年以降はご確認ください)。
また、同じ年に白馬八方や五竜のロープウェイを利用していれば、その半券が栂池の購入時に割引券になりますし、栂池の半券を白馬八方や五竜で使うこともできます。
ロープウェイから見える針葉樹林のオオシラビソのてっぺん付近に藍色の松ぼっくりのようなものがついています。
さわってみたい…
2018年は当たり年だったようで、私もこんなについているのは初めて見ました。
定員数が決まっているので、山小屋で心配されるような詰め込みもありません。
清潔な二段ベッド(個室もあります)で快適に眠れました。
以前は夜行バスで5時頃に栂池へ到着し、「寒い~」と朝ご飯で体を暖めながらロープウェイが動くのを待ちました。
私も年をとりました。
上高地への夜行バスは、座席が大きく前後もゆとりがありリクライニングできるので、まぁまぁ眠れるのですが、普通の高速バスではまず無理。
背もたれも倒せませんし、体が疲れたまま。
以前はそのまま白馬山荘まで直行していました(一睡もできず、登り始めたものの体調不良のため1時間で下山したこともあります。バス代がもったいない…)が、日程に1日プラスして昼前に栂池ヒュッテに到着し、栂池自然園をのんびり散歩。
夜は大浴場とおいしい食事を楽しんで、2階にあるやわらかな灯りのスペースで読書をし明日の支度を整え、満天の星を眺めてから眠りについて早朝から出発。
体が全然違う。疲れもない。
最初から楽しく元気に歩けます。
夜行バスで行けていた昔の自分が見たら「贅沢してる!」と思うでしょうが、これからは元気に歩けるように日程を組んで、ゆっくり楽しもうと思います。