登って潜って、月をみて。

生きていれば、こんな景色に出会うことができる。こんなに幸せな気持ちにさせてくれる。

北アルプス 蓮華(れんげ)温泉ロッジ

桜の開花は早かったのに、その後の花冷えで今年は入学式まで桜がもちました。

明日は奥多摩秩父で雪、都内も最高気温は6度の予報。冬に逆戻りですね。

寒いと温泉が恋しくなります。



どうしても行ってみたかった、ここの露天風呂。

行ってよかった~。

 

栂池(つがいけ)から白馬大池山荘まで登り、そこから下って到着しました。

白馬大池山荘で1泊し、翌日が快晴だったので小蓮華山まで登って展望を楽しんだあとに、のんびりと下りました。 

思ったより距離があり、けっこう下ります。

この下りが、翌日の朝日岳への登り返しがキツイことを感じさせてくれました…まぁ、ともかく今夜は温泉だ~い♨

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さらに下ってまだ登る…

白馬岳蓮華温泉ロッジ

ここも山小屋ではありません。

ちゃんと自分の布団と寝場所は確保されます。

平日だったせいか個人客は私だけで、あとは団体さんだけでした。

相部屋利用(個室だと少しお高くなるので)だったのですが結果的に個室になり、ど真ん中に布団を敷いて思う存分、大の字になって寝ころんでいました。

幸せ~。

 

さて、お目当ての温泉です。

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女性優先の湯もあります

袋に手ぬぐいと着替えを入れ、足元は登山靴で向かいます。

サンダルでも行けないことはないですが、登山靴の方が歩きやすいですし、こんな道をサンダルで歩けば傷みも早いでしょうから、ご自分の登山靴で行きましょう。

三国一ノ湯は枯れていました。 

枯れていなかったとしても登山道のすぐ横にあるので、ちょっと入らないかな。とっても小さいし。1人サイズです。

 

すべての湯が混浴です。

「薬師の湯」だけは少し高い場所にあり、そこへ上がる入り口に柵があり「女性が入浴中です」といった木札がついた鎖をかけることができます。

そうすると男性は上がってきません。

恥ずかしがり屋の方でも、この露天風呂を楽しめる素晴らしいシステムです。

混浴って…いくつか入ったことがありますが、湯につかっている間はいいのだけれど湯から出るときと入るとき、着替えがね…全く目隠しになるものがないところが多いですからね…。

もともと男性が入っていた場合は、急かさずに待ちましょうね~。

 

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湯の色がきれいです

ここで満喫できたので、ほかの2つの湯は見るだけで入りませんでした。

どちらも先客がいましたし。

みんな、いい笑顔で「気持ちいいよね~」と話しかけてくれます。

ほんとですよね!

 

内湯も気に入って何度入ったことか…いつだって貸切状態でしたし。

だって…明日から2日は確実にお風呂に入れないんですもん。寝だめならぬ、温泉だめ。

次は白馬鑓(はくばやり)温泉まで歩けば入れます。標準のコースタイムで3日後です。

「白馬鑓」も歩いて行かないと辿り着けない秘湯で人気があります。

ほかには北アルプスの「高天原(たかまがはら)」ですね。

高天原の方が登山口からはずっと遠いです。

 

食事もおいしかった~。

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食べかけでスミマセン

トンカツの中にフキ味噌みたいなのが入っているのですが、ウマイ。

もう1枚揚げてもらって翌日の弁当にしたかったくらい!