まだまだ全国の山を登っていないのに、知らない山にも登ってみたいのに、何度も通ってしまう山がいくつかあります。
これからもっとたくさん登っていけば、順位も変わるでしょう。
東北や九州の山も1週間、いやもうちょっと長い時間をかけて登ってみたいなぁ。
笠ヶ岳は遠くから見ても分かります。
よく笠をかぶせたような、という形容詞がつくのですが私には甘食(パン)に見えています。
風が強いのですが、気持ちいのでつい長居をしてしまう山頂です。
三俣蓮華岳の山頂はそんなに広くないのですが、おとなりの鷲羽岳の眺めや岐阜県と長野県と富山県の県境がここに…と思うと、なんだか嬉しくて。
何が嬉しいのか分かりませんが、普段は県境なんて、車で走っていて頭上に「神奈川県」などとあるのをを見るくらいで強く意識しないのに、ここにはひしめき合っている三角点があるおかげで主張してくるんですよ。
平坦な道路ではなく、こんな高い場所に県境?
そう決めたのもすごいなぁ、なんて思いながら昼寝をしているのです。
体がすっぽりとおさまる好きな隙間がありまして。
地蔵岳は、大切なものをもっともっと大切にしようと思える場所です。
たくさん並ぶお地蔵さま、誰がいつどんな思いでここまで…と考えるのです。
オベリスクが合掌しているように見えることもあり、静かな気持ちになります。
間ノ岳のだだっぴろい山頂が本当に好きです。
どこに座ろうか迷う。
そして正面には富士山。
富士山と1対1で見つめあっているような気持になります。
ここで好きな本を読みながら、顔を上げると富士山。
贅沢なくつろぎの場所です。
こんなにステキな場所なのに、素通りする人ばかりなのが残念でなりません。
おとなりの北岳にはいつも人がいっぱいなのに。
黒部五郎岳は、絵のような完成された風景だなと思います。
山の地形の美しさを毎回楽しみにしています。
山頂は狭いのですが、不思議なことに誰かとかち合ったことがなく、いつも独占状態。
8時までに到着するのがおススメです。