登って潜って、月をみて。

生きていれば、こんな景色に出会うことができる。こんなに幸せな気持ちにさせてくれる。

日常にも! ミレーのドライナミック

今年の夏、山だけでなく職場でもミレーのドライナミックに助けられました。

今週は少し涼しくなりましたが、それでも職場は外なので30℃を超えることが多く、2週間ほど前は38℃という日もありました。
炎天下にさらされているわけではなく、もっと厳しい状況で働いている方がたくさんいらっしゃると思うのですが…
毎日、湿度も高いし、汗がとまらない。
送風機から風は出ているものの、ほぼ熱風。
それでも、その前にいれば風は感じられます。
でも仕事をしているのだから、ずっとその前に立ち続けられるわけがない。
湿度が高いので汗が蒸発せず制服が張り付いたままになると、ずっと体が濡れていて気持ち悪い。
暑いから冷えることはないけれど、これでエアコンがきいた部屋に移動したら体調を崩しそうです。

そこで、ドライナミックを着てみました。
アウトドアショップで働いていたときは店舗を行き来するため外に出るので、毎日当たり前のように着ていたのに、この夏は忘れていました。

この網目がポイント

女性なら共感していただけると思いますが、汗で濡れたブラって…
ワイヤーでかぶれてしまう私は日常でもスポーツタイプのものを着用していますが、どんなに「サラサラ」「メッシュ素材」とうたっていても、汗をかけば濡れることは避けられません。
そして、涼しい職場ではないので乾く理由がない。
1日中、ずーっと濡れたまま。
上半身の半分は、常に汗で濡れたブラに締めつけられている状態です。
気持ち悪いし、それが原因であせものような湿疹ができることもありました。
男性の方、少しきつめの冷たい腹巻が胸のあたりにずり上がってきていると想像してください。

「山のものは高価なので、山でしか使わない!」
という方、接客していたときに多かったのですがもったいないです!
お手持ちの衣類や靴を思い出してください。
大切にしまっておいても劣化します。
1年に何日、山で過ごしますか?
日常でも着られるデザインのものが増えましたし、高機能で丈夫なものが多い。
ガンガン着てほしいです。
特にドライナミックは、2枚を交互に着ていますが、数年もっています。
網だからといって、繊細に扱う必要なし。
ネットにいれて、普通の洗剤だけで洗濯、ハンガーに干して終わり。
干すとき、着るときに網目をひっかけない程度の注意しか払ってないです。
速乾性の衣類は、柔軟剤をいれると機能が落ちることが多いそうなので、山のものが日常の洗濯で混じる我が家では柔軟剤をつかいません。
ドライナミックメッシュだけなら柔軟剤は可です。
速乾性があるわけではなく、汗を上に着た化繊の服にうつすという機能なので。

黒とグレーがあります(追記:2023年現在、ベージュ、カーキ、青が増えています)が、黒は色の薄い服だと透けることもあるのでグレーが着やすいです。
いつも濃い色の服の方なら気にならないでしょうが、ほかの下着を選ぶ感覚と同じで大丈夫です。

半袖や長袖は、脇汗が気になる方にもいいと思います。
私はメンズの半袖を1年中着ています。
体が大きいもので、レディースは入りません。
肘の内側に汗をたくさんかくので本当は長袖がいいのですが、なにせ暑がりなので山を歩くときには真冬でも袖をまくっていまして、長袖だと見えてしまいます。
袖なしもあります。

女性用にカップがついたタイプもありますが、ホールド力が弱いので、歩くだけならいいですが走る方には不向き。
この夏、半袖だけですが、女性用でカップがないタイプも出ました。
ホールド力を求める方は、カップがなしの方がいいです。

この場合、着用の順番ですが
①まず素肌にドライナミックを着てから
②ブラをします
先にブラをしてしまうと、せっかくの網目が効力を発揮できません。
はじめは違和感があるかもしれませんが、慣れてしまうと全く違和感ないです。
サイズは、大きいのか小さいのかを迷ったら小さい方でいいと思います。
かなり伸縮性がありますし、体にフィットしないサイズで着ると効果が感じられないかもしれないからです。

網目で厚みがあることによって、濡れた衣類と素肌が触れないため、衣類の濡れが軽減され、汗冷えやベタつきを解消します。
仕事で制服やワイシャツなら仕方ないですが、できることなら綿ではなく、化繊のものを上に着るようにします。
激しい運動をするとき、綿は選ばないと思いますし。
もちろん厚みがあるので、着ていると涼しいわけではありません。
汗はいつもどおり、かきます!
でも下着やワイシャツの濡れは確実に軽減します。
濡れた衣類がずっと張り付く不快感、なくなりますよ。
これらでお悩みの方には、試してほしいです。
冬は空気の層ができて保温効果がありますので、1年中活躍しますよ~。

DRYNAMIC® シリーズ | Millet

夏もあと少し。
アルプスの山々は、きっと秋の支度をしています。