登って潜って、月をみて。

生きていれば、こんな景色に出会うことができる。こんなに幸せな気持ちにさせてくれる。

中央アルプス 木曽駒ヶ岳へ その4

さて、そうと決めたら下山開始です。
歩きながら頭の中では、おそらく来年になってしまうでしょうが次にここに来たらどんなルートで歩こう、宝剣岳空木岳も歩いちゃおう、とワクワクしています。
歩き始めて数分で、昨日の景色が再現されました。
また20m先も見えない幻想的な景色に…。
無音の世界、1人でガレ場(大きな石を歩いていくような道)を歩いていると、この世じゃない気がしてきます。
景色が見渡せるピーカンも好きだけれど、こんな景色もいいものです。
雨が降るから、晴れが嬉しい。
ご来光直前にガスることもあるから、雲海から昇る太陽を見たときの感動はなお大きい。

前から歩いてくる人たちと
「こっちで(木曽駒の山頂への道は)合ってますか?」「晴れの予報なんですけどねぇ」
「きっと晴れますよ、昨日も山頂はきれいでしたから」
などと言葉を交わしながら、サクサクと下山。

ホテル千畳敷が見えるところまで下りてくると、ガスから解放されました。
下界は晴れてキラキラと光っています。
う~、うらやましい~。

それにしても、私だけ?
今回も普通に呼吸していて、虫を吸い込んだ。
山を歩いていると、かむほどじゃないのだけれど鼻がグスグスいうんですよね。
だから虫は鼻水の海で溺れてしまうことになります。
鼻息が強いとよく言われるのですが、吸う力も強いのかなぁ。

2時間ほどかかった登りのほぼ半分の時間で、登山口まで戻ってきてしまいました。
ここから青空をバックにしたカール地形を見ることが最大の目的だったけれど、これもまた次回。

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待てば晴れたかー、やっぱり。
今更、ですけどね。
カールの緑も、新緑のときの鮮やかさは消えて秋の支度中。
新緑がやっぱり好きだなぁ。
あと2週間もすれば、華やかな赤や黄色に彩られるのでしょう。

ロープウェイ乗車中に車掌さんが教えてくれた1月1日と2日にダイヤモンド富士が見られるというのが気になる…
うしろには真っ白な雪をまとったカール、そのバックには冬ならではの濃い青空。
前には雲海とダイヤモンド富士
なんて贅沢な風景。
でも正月は仕事だなぁ…。

そしてバカだから!
最短距離でおりてきたのに、勢いよくロープウェイと路線バスを乗り継いじゃって
「わーい、どっちもすいてた!」

この路線バスの中から、カモシカを見ることができました。
運転手さんによると、縄張りがあるから複数見ることはないそうです。

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「こまくさの湯」の真ん前「菅の台」バス停で下車したら8時50分…そりゃ、まだ風呂やってないわ。
考えてみたら当たり前なんだけれど、ポカンとしてしまいました。
昨日の予定では6時間くらい歩いてから下山でしたから、開店時間なんて気にしなくてよかったから忘れていた。
1時間以上待つ。

決められたメニューになりますが軽食と入浴料がセットで1020円、ホームページのトップページの下に入浴料が610円から50円引きになる画面があるので、覚えていたらご利用ください。
信州駒ヶ根高原 早太郎温泉 こまくさの湯

湯船の中で体をなでると、どこもかしこもぬるぬると滑る。
昨日も国民宿舎で朝風呂したから、3日続けて早太郎温泉につかったことになる。
気持ちいい温泉。
毎日こんなお湯につかったら肌の悩みなんて、なくなるでしょうね。

それにしても駒ヶ根名物、ソースかつ丼はすごいボリューム…多すぎる。
前泊した国民宿舎で夕食に出た一口サイズのカツをご飯にのっけて食べたから、それでご当地グルメは終了!

また路線バスに乗り、女体入口から高速バスに乗り継いで帰りました。
伊那バスは座り心地がいいなぁ。