登って潜って、月をみて。

生きていれば、こんな景色に出会うことができる。こんなに幸せな気持ちにさせてくれる。

北アルプス 薬師岳山荘

薬師岳の山頂から小屋は見えます。

薬師岳山荘 | 薬師岳の山小屋から登山の情報を発信します

標高を200mほど下げれば到着。

きれいな小屋だなぁ!

10年ほど前にきれいにしたそうです。

どこかのお宅の玄関みたい。

山ということを一瞬忘れそうです。

 

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泊まりの手続きをしていると、温かいお茶をいただきました。

水が貴重な稜線で、ありがたい。

悪天候の中着いたときなら、本当に暖まるでしょうね。

 

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部屋もきれい。

ザックを置いて、アルファ米でお腹を満たしてから、デザートに白玉あんみつをいただくことにしました。

ここは甘味で有名な小屋とのこと。

確かに、何日も歩いているとフルーツを食べたくなる。

真夏ならなおさらでしょう。

 

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あんみつの先には薬師岳

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外の気温は10℃ほどですが、小屋の中はストーブがついておりぽっかぽかです。

青竹踏みがあったので「なつかしい~」とやっていたら汗が出てきました。

これは脚のだるさにききますね。

最近売ってるの見ないけど、欲しいかも。

 

ふと耳をさわると痛い!

左腕が痒くて、ちょっとかいたら痛い!

ずっと太陽を左からあびていたため、すごく焼けていました。

またやってしまった…。

もうこの気温ですからあまり汗はかかないだろうと、顔は日焼け止めを塗ったのですが、腕・耳・うなじは忘れていました。

帰ってからも数日は痛くて、お風呂に腕を入れられませんでした。

 

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そっと触れると、思ったより毛は柔らかでした

見たかったツキノワグマがこんなところに。

外に出てぼんやりしたり、手ぬぐいを買ったり、夕食までのんびり過ごします。

 

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山座同定が苦手な私にとっては、ありがたい。

登った山がたくさん。

 

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ケチャップで、やくし!

山小屋で働いたときに、素泊まりよりも食事をつけてくれた方が山小屋にとってずっといい、と聞いたので、それ以来できるだけそうするようにしています。

手がかかっているごはん、ありがたくいただきます!

 

夕食後、外に出て日没を待ちます。

残念ながら、雲が出てしまいました。

それでも雲の切れ間から夕陽の残像が見えて、いい夕暮れを過ごせました。

 

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携帯の電波はドコモだけのように書かれていましたが、街の灯りがくっきり見えだすようになった19時過ぎ頃から、他のキャリアでも通話は可能でした。

雲が出ていたりすると難しいかもしれません。

ドコモはやっぱり強いですね。

ただ、昨夜泊まったスゴ乗越小屋はどれもダメでした。

つながれば写真を送ったりしたいのですが、つながらなければそれはそれでいい。

山にいるんだから、つながらない時間を過ごせばいいんですよね。

 

夜中は風の向きによってなのか、小屋全体が少々ガタゴト鳴ります。

その音をBGMに眠ります。

何度も目が覚めて、外に出て満天の星を眺めては、再び眠りにつきます。

 

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朝食はこんな感じ。

鮭+ご飯が大好きです。

お味噌汁はお替りしましょう。

朝ご飯の時間が

「5時30分から7時の間ならいつでも」

という設定。

薬師岳の山頂でご来光を見てからでいいですよ、という配慮なのでしょう。

こんな山小屋、初めてです。

私は下山後のバスの時間があるので、いただいて、下山中にご来光をみることにします。