登って潜って、月をみて。

生きていれば、こんな景色に出会うことができる。こんなに幸せな気持ちにさせてくれる。

冬の低山ハイクに備えて

今年は暖冬とのことですが、まだ1月です。
これから山には雪が積もるでしょう。
低山用に軽アイゼンの購入を考えていました。
今まで6本爪を使用していましたが、10年近くたち、刃がサビて&ちびてきたので処分。

以前は軽アイゼンといえば、4本か6本爪でした。
土踏まずの部分に装着するタイプです。
そこにしか刃がないので、夏の雪渓歩きや冬の低山向きです。
2000メートル以上の標高の山には、足裏全体&爪先も刃が飛び出ている10本か12本爪。

今は10本爪の軽アイゼンも出ているんです。
6本爪より安定感あるでしょうし、一度見てみたかったので、使用している登山靴を持って新宿南口にあるmont-bell(モンベル)へ行ってきました。
事前にネットでいろいろ調べましたが、やはり自分の登山靴に合うかなども不安ですし、質問したいこともあります。
実店舗で買うのが私には合っています。

以前も書きましたが、アウトドア店で働いていたとき、
「説明だけを聞いてネットで買う」
と堂々と(?)言うお客さん、けっこういました。
言わなくてもなんとなく分かりますけどね。
家まで配送してくれたり、ポイント還元などもあり、楽に安く買えるのはネットかもしれませんが、実店舗はずっと身近にあってほしいものです。
ネットで登山靴やザックを買う人も、試着を実店舗でしてからの場合が多いでしょう。
試着しないとダメだということが分かっているからですよね?
ネットで買う人ばかりになれば、実店舗は閉店するしかありません。
試せる場が、質問できる場が、商品を比べる場が減ってしまいます。
知識も商品です。
説明を聞いて「これを買おう!」と思えたなら、その店から買ってあげてほしいのです。
店員なら、新商品が入れば自腹で山で試してみたり、全部買うことはは無理ですから、ザックなら使用シーンを想像しながら店員同士、細かい点までチェックしたりしているはずです。

f:id:yueguang:20200111161213j:plain

結局、軽アイゼンではなく、チェーンスパイクを購入しました。
10本爪の軽アイゼンは、靴底が柔らかい登山靴には合わないそうです。
4本や6本は靴底を選びません。

登山靴を2足持参して試しましたが、1足には合いませんでした。
合う1足だけで使うことも考えたのですが、mont-bellの店員さんから
「チェーンスパイクもおすすめですよ」
とのアドバイス
私が行こうとしているのは、奥多摩秩父の2000メートル以下の低山です。
奥多摩の最高峰である雲取山(△2000メートルほど)は、雪の量次第では歩けないかもしれないけれど、奥多摩秩父などには、これで充分だと教えてくれました。
今年は5月の残雪期の北アルプス涸沢にも行く予定ですが、ここも人が歩いたあとなら問題はないとのこと。
行く予定のGW後なら、たくさんの人に歩かれたあとでしょうし、どかっと雪が降るような天候なら、そもそも私は行きません。

チェーン部分などのお手入れが面倒なのではないか…と不安(面倒くさがり)でしたが、毎回よく乾かして、シーズンが終わったら食用油を塗って新聞紙にくるんでおけばいいとのこと。
それならラクチン!
しかも着脱も簡単です。
左右ないし、伸ばしながらはめるだけですもん。
慣れれば、座らずにサッとできそう。

「これで雪が積もっても山に行ける~」
とウキウキしながら、すぐ近くの高島屋へ。
お腹がすきました。
甘いものも食べたい。
12階「京はやしや」へ。
いつも混んでいるのに、今日はすいていた!
ラッキー♪
たんたん麺を汁まで飲み干し、ほうじ茶あんみつとゆず茶でのんびり。

f:id:yueguang:20200111161638j:plain

f:id:yueguang:20200111161657j:plain

そのあと京王の「駅弁祭り」に行ってみたら、7階の催事場はすごい熱気でした。
汗をかきかき、夕食用にかに弁と定番のイカ飯を購入。
イカが不漁のためか、ずいぶんお値段が上がっているんですね…

本日もいいお休みを過ごしました。
このチェーンスパイク持って、どこの山に行こうかなぁ。
それを考えるのも、すっごく楽しいんです!