登って潜って、月をみて。

生きていれば、こんな景色に出会うことができる。こんなに幸せな気持ちにさせてくれる。

山に行けない

毎年、今の季節は山歩きに行くか迷います。
行きたい!
けれど、山を下りれば(歩いている最中は、案外、症状が出ない)クシャミはとまらず、鼻水は垂れ放題、顔が真っ赤にかぶれる…
それでも行きたい!
と昨年までは思っていました。

今年は、スギやヒノキの中にあえて突入するのはやめて、神奈川の曽我梅林など少しハイキング要素のあるウォーキングにしよう! とたくさん計画をたてていたのですが、新型肺炎
新型肺炎については、毎日たくさんの情報に翻弄されます。

洋服は天日干しを何時間すればいい、って言われても花粉が付くから干せないよ…それに仕事中は丸1日、家を空けるからそもそも出せないし。
そう考えると季節が悪いですね。

吊革やらプラスチックやらスマホの液晶やら、つるつるしたところにもウィルスは付着していて、しかもそのウィルスは何日かは生存している、って言われても花粉で目がかゆい…クシャミのときはマスクをしていても無意識に口周りを覆ってる…

山を歩きたいけど歩けないから、ジムでトレーニングをしているけれど、昨日のニュースで千葉県のジムで感染って報道されていました…
どうすりゃいいの。
安全な場所って、ないんだなぁ。

山に行くにしても、私は公共交通機関を使わなくては行けない。
山の中には体調悪い人いないと思うけれど、そこに行くまでがいちばんリスク。

仕事中もリスクはたくさんあります。
毎日、数百人と接してお金をもらったり、手に触れたりしています。
目がかゆければ、手の甲でこすっていたり、マスクをしていても咳をかけられると不快です。

最初の報道のときは、こんな大事になるとは思っていなかった。
甘く見ていました。
人間はいい方に希望を持ちたがる、という言葉の意味が分かった気がします。
何の根拠もないのに。
SARSが流行った頃と今では、圧倒的に人の行き来が違う。
1人が3人以上にうつすと言われている今回の新型肺炎は、広がるスピードが全く違っていたんでしょうね。
何年か前、今ほどではないけれどマスクが手に入りにくい年がありました。
花粉症でマスクなし…あまりにつらい。
そこで、花粉症のシーズンが終わるときに、翌年の5ヶ月分を購入しておくことにしています。
今、昨年買っておいたマスクが本当に役に立っています。
1日も早く、感染拡大の不安がなくなり、日常が戻りますように。


山の地図や雑誌でも読んで過ごすしかないのか…と、山と渓谷を図書館で借りてきました。
なになに、岩稜特集かぁ。

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私は岩稜歩きのスリルは求めておらず、長い時間を歩ける体力さえあれば歩き通せて、景色を楽しみながらのんびり歩けるルートをいつも計画しています。
アルプスや八ヶ岳の雲上の散歩道、サイコウ!

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毎年、一応、もしかしたら興味が出てくるかもしれない! と、こういった沢登りや岩稜特集を読み込むのですが、今年も全く興味がわきませんでした。
バリバリの冬山も同じく。
温泉につかりながら雪を見ていたい、と思ってしまいます。

どっか行きたい…