登って潜って、月をみて。

生きていれば、こんな景色に出会うことができる。こんなに幸せな気持ちにさせてくれる。

今年の山歩きは

いつもより注意や下調べが必要です。
2019年10月の台風19号の被害から、まだまだ復旧できていない登山道や登山口までのアクセス経路があります。
登山道の復旧より、日常の復旧が優先されるのは当たり前です。
いつも行っている山に行けないのはさみしいですが、待とうと思います。

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パッと見は分からなくても、初めて歩く道ならなおさら、歩きながら気をつけなければいけない項目はたくさんあります。

地面のひび割れが何ヶ所もあれば、土砂崩れがおきるかもしれません。
静かに歩いて引き返します。

雨のあとだけでなく、沢が急に濁ったり、葉や枝が不自然にたくさん流れてきたら、急激に水かさが増す予兆かもしれません。
すぐに沢沿いから離れます。

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休憩も、頭上に崩れそうなところがないか、落ちてきそうな石や木はないか、気を配って場所を選びます。
同様に、鎖場や岩場など落石が起きそうなところでは、真下でぼんやりしていては危険です。
南八ヶ岳阿弥陀岳では、本当にヒヤっとしました。
落石をおこしまくっている人が頭上にいたのです。
落石をおこしたら、下にいる人に注意を促すために、
ラク!」
と叫ぶのですが、叫べばいくら落石をおこしていいってものではありません。
ラク! と言えば済むと思っている人、それすら言わない人、いろいろな人が山にいます。
小さな石でも、不意打ちをくらうと本当に驚きますし、当たり前のことながら痛いです。
驚いてバランスを崩せば、転倒や転落につながりかねません。

山小屋やバス会社、自治体のホームページも必ず確認します。
最寄り駅に行ってみたものの、登山口までバスが運行していなければたどり着けない可能性もあります。

地図を眺め、今シーズン登りたい山を決めたなら、早めに情報収集を始めてもいいかもしれません。
夏が楽しみです。

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