市街地を歩くのはつまらん! と思っていましたが、山に出かけられないので歩いてみることにしました。
太陽や風を感じるだけで気持ちいい。
歩き始めて30分後、久しぶりに目をカッと見開いてしまいました。
なにこれ?
なんで、白菜の上に菜の花がのっかってるのよ?
菜の花ってよく川沿いに咲いたりしているけれど、その下に白菜があるのなんて、見たことないけど!
思わず駆け寄りました。
何度見ても、目の前の白菜からは菜の花が立ち上がっている。
信じられない。
調べてみると…
「菜の花」という花はないそうです。
なんですって?
あの黄色の花は桜やタンポポと並ぶ、私にとっての春の花の象徴なのに?
菜の花って当たり前のように呼んでたよ、ずっと。
白菜を含む、キャベツやブロッコリー、カブなどなどアブラナの総称が「菜の花」なんですって!
菜の花は通称だったってこと?
「菜っ葉の花」ということで、たくさんの種類があるそう。
大根にも咲く(?)んだ、菜の花が。
見たことないや。
大根の葉っぱは、味噌汁に入れたり炒めたりしていたけど、花が咲くのか…考えたこともなかった。
咲くか、そりゃ。
そして、菜っ葉に花が咲くならば全て「菜の花」だったとは…
衝撃でした、本当に。
知らないこと、いっぱいあるなぁ。
常識なのか、これ。
だとしたら恥ずかしい。
白菜は収穫せずに放置すると、外側から少し茶色くなりながら、土の上に、ぺたぁっと開いていきます。
そして、まだしっかりしている真ん中の部分の上に菜の花(やっぱりこう呼びます)が育っていくらしい…。
しかも、この菜の花も食べられるそうです。
柔らかめなので「菜の花のおひたし」などに向いているとのこと。
湿度が上がれば、紫外線が強くなれば収束する、など新型肺炎をめぐる予測や患者数の増加…
テレビをつけると気が滅入ります。
外に出て、新しいことを知れてよかった。
はじめは「散歩も控えて」みたいに受け取れる発言もあり、それを聞いた途端、自分がどんどん元気がなくなるのが分かりました。
ヨーロッパのように、自宅から半径○○の範囲なら堂々と散歩ができればいいのに、と思っていましたが、どうやら散歩は距離感をとれば推奨されているようですね。
家の中だけで過ごして、体が弱れば新型肺炎が収束したあとの生活に支障が出ることが想像できます。
もっともっと感染者数が増えたら、散歩も自粛になるのでしょう。
どうしてこんなことに。
早く早く、なんでもない日常に。
数ヶ月前が、ほんとに恋しいです。
医療従事者の方々をはじめ、毎日の暮らしを支えてくださっているたくさんの方々には感謝の気持ちでいっぱいです。
毎日ご飯を食べ、お風呂に入れる。
これは当たり前でなく、みんなで働いている結果でした。
みんなの暮らしをちゃんと支えてほしいです、マスク2枚なんて私はいりません(昨年の花粉シーズンに、翌年分を買ってあるし、今は毎日取り替えていない)から。
マイナンバーなどで申請や管理して、必要な人に公平に配るとかできないものなのでしょうか。
いらないよ、こんなの…って思ってる人は、どうすればいいんでしょう。