登って潜って、月をみて。

生きていれば、こんな景色に出会うことができる。こんなに幸せな気持ちにさせてくれる。

四国一周 2017/11/10 その1

まずは75番 善通寺へ。

ここの宿坊に宿泊するので、ザックを置かせていただきます。

お寺のでかさにびっくり。

 

今日は50kmほどしか走らなかったのに、8つもお寺をまわりました。

1日にいくつもまわってしまうと、ひとつひとつではなく、いくつかの中のひとつ、になってしまいそうで迷ったのですが…

車のお遍路だと1日に20以上まわることもあるそうです。

それで記憶に残るのでしょうか…20も一気にまわったら、ひとつひとつをじっくり見れないと思うけれど。

気づくと1時間以上たっていることも、よくあるので。

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ひとり旅に顔ハメは難易度が高いです。したかったけれど…恥じらいが…

77番 道隆寺へ。

空海さん作の薬師如来が美しい。

胎内には、道隆さん作の小さな薬師如来がおさめてあるそうです。

見てみたい!

 

76番 金倉寺(こんぞうじ)へ。

おなかがぺこぺこ。

せっかく香川県にいるのだからやっぱりうどん!と思って、朝ごはんを食べていなかったのです。

「長田in香の香」の釜揚げうどんでお腹を満たしてから、おまいりしよう。

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うどん、なんでこんなにおいしいの

体もすっかりあたたまり、おまいりへ。

本堂も大師堂も、中が全部見えます。

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へぇ、愚痴をきいてくれるんだ。

囁いている人がいたので順番待ちしました。

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りりしい…

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仁王像がすっごく強そう。

躍動感がありますね。

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74番 甲山寺(こうやまじ)へ。

マークが甲。

お寺の文字が入っているの、初めて見ました。

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別格18番 海岸寺へ。

ここは仁王門ではなく、力士門です。

実在のお相撲さんなんですって。

ぜひ見たかったのだけれど、工事(?)していて残念…布がかかっていて。

ここの中はオススメです。

絵がとてもきれい。

美術館のようでした。

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壁の上には、楽器を持っている菩薩さまが25人。

京都の平等院では50人以上だったなぁ。

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大師堂は少し離れたところにあって、「空海さんの産屋跡」とありました。

ご本尊が7歳の頃の作品とは…才能ってすごい。

弘法大師誕生の御朱印もすすめられたのですが…そのあとおまいりした、本日宿泊する75番の善通寺でも同じことが!

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いったい、どっちで産まれたんです?

夜、調べてみました。

おへんろみち協会解説編によると…

「二説ある」

善通寺 → 誕生所

海岸寺 → 出化初因縁之霊跡

はて?

なに、それ?

ご生誕の産屋ってなってたよね?

 

 

そういえば、八十八ヶ所と別格二十ヶ所を足すと108になるんだなぁ。

煩悩の数?

 

71番 弥谷寺(いやだにじ)へ。

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ここも見ごたえがあります。

1時間どころではない。

540段の階段、意識して太ももを高くあげて上ると疲れが違う~。

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階段の途中で出会えます

ただ、11/4に筒花火を見に行くときに、暗闇の駐車場でコケて負傷したでかいアザ(膝から下すべて)がまだ痛むんですよ…

勢いよく飛んだからなぁ…曲げると痛い…

 

岩肌に阿弥陀如来観音菩薩勢至菩薩と、その右の四角の中に「南無阿弥陀仏」って彫ってあった…

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磨崖佛

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大師堂の奥、獅子之岩屋で修行したそうです。

とっても狭い…こんなところで?

異世界のよう。

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続きます。