登って潜って、月をみて。

生きていれば、こんな景色に出会うことができる。こんなに幸せな気持ちにさせてくれる。

四国一周 2017/11/13

早朝5時に、アメリカ人の女性は出かけていきました。

白装束に身を包み、ヘッドランプをつけて真っ暗な道へ。

出て行くのが気配で分かったので見送ることができました。

 

私と違って順打ちなので、66番 雲辺寺(けっこう距離があります)へ向かう彼女にポッキーとカロリーメイトを渡しました。

本当に心の底から

「元気で楽しく無事に歩いて」

って願いました。

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彼女から、私の部屋の前にすてきなプレゼントが置かれていました

文面にある「ポタポタ」は、原付の擬音らしいです。


別格12番 延命寺へ。

54番も延命寺といいます。

また工事中…落ち着いておまいりできない…

 

64番 前神寺へ。

お不動さまの足元に1円玉を投げて貼り付いたらご利益あるそうです。

1度目はスルーっと落ちていきました。

もう1円玉がない、と投げた2度目はぴたっと吸い付きました。

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60番 横峰寺へ。

400円(原付)を支払って林道を8kmほど走ります。

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初めて見た!

外国の方が般若心境を唱えるところを。

昨日、見たことないなぁ~と思ったばかりだったのでびっくり。

 

60番の奥之院 星が森へ。

5分で着きます。

シンプルな鳥居の向こうに見えるのは、標高1982mの石鎚山

今まで見た鳥居のどれよりも細いけれど、スッキリ美しかった。

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あ、空海さんだ。

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別格10番 西山興隆寺へ。

もみじ寺とも言うそうです。

へんろ姿は1人もおらず、どこに迷い込んだ? というくらい紅葉狩りの人と車でいっぱい。

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けっこう階段がありました。

年配になって時間ができてからのお遍路って、けっこうきついんじゃないかな…

 

別格11番 生木(いきき)地蔵へ。

屋久島で見た蛇文杉のような楠がまつられていました。

でもなんだか…さびれている印象。

昨日の別格13番 仙龍寺は近い将来、自然と一体化していきそうな風格を感じたけれど、そういうのではなく…

太陽のやわらかな光を背に石鎚山のシルエットが美しい。

 

63番 吉祥寺へ。

ご住職は3歳まで三鷹に住んでいたそうです。

吉祥寺って中央線だと三鷹の隣の駅名です。

縁ですかね。

くぐり吉祥天女に、お金に困らないようお願いしました。

 

本日の宿は「ビジネス旅館 小松」

新しくきれいですが…お風呂のシステムがちょっと。

17時前に着いたため、最後でした。

ゆっくり入れるように配慮してくださっているのでしょうが、1人ずつ入るため1時間以上待ち。

何人も入った湯は汚れており、ぬるくて体が冷えそうで結局入れませんでした。

 

食事が豪華!

しゃぶしゃぶだとは…連泊だとスキヤキになるそうです。