勤務明け、図書館に寄りました。
何ヶ月も閉館していたけど、7月から少しずつ元に戻り、棚から本を選べるようになったことが嬉しい。
こんな本と出会えました。
「闇と暮らす。」
私はナイトハイクが好きなんです。
マジックアワーハイク - 山、はじめます。
このブログでも以前書いたことがあるのですが、山はただでさえ非日常なのに、朝陽をみるために闇の中を歩こうとする。
闇に一歩踏み出す、あの瞬間。
暗くて怖いのに
「どんな景色が待っているんだろう」
高校からソフトボールをしていましたが、その試合よりずっと興奮します。
もちろん、昼に歩く以上に気をつけなければならないことはたくさんあります。
そんなことが苦にならない楽しさ、おもしろさがナイトハイクにはあるんです。
ゴールに朝陽、というご褒美があれば尚いいのですが、それがなくたっていい。
闇に慣れた私の目は、こんなに見えるのか! と驚かされたりもします。
視覚だけでなく、全身で闇を満喫。
読み始めたらとまらず、洗濯機の終了のブサーも聞こえないほど、一気に読み終えました。
八丈島の闇も歩いてみたいなぁ。
そういえば、以前、伊豆大島でナイトダイビングをしたとき。
ダイビングを終えて、海面にぽこり、と顔を出したら遠くに輝く光の集合体に驚きました。
なんて明るいんだろう。
あれは何?
東京の光でした。
なんと…
伊豆大島は、竹芝桟橋から高速ジェット船で2時間弱もかかるんですよ。
その距離をものともしない眩さ。
その明るさと対極の、真っ暗な海にぽつんと浮かぶ頼りなさ。
私は、やっぱり闇が好き。
冬のほうが空気が澄んでいて夜景もきれいだろうし、虫もいないけど…
梅雨があけたら、まずは高尾山にナイトハイクに行こうっと。