北アルプスの三俣蓮華岳(みつまたれんげだけ)の山頂にある三角点です。
三角点は、山の上でよく見かけます。
三角点とは…うまく説明できないのでコチラをどうぞ。
なぜ、三俣蓮華岳の山頂には三角点が3つ並んでいるかというと…
三県の県境だからです。
岐阜、富山、長野を分けているから「三俣」と名前についているそうです。
でも、どれがどの県のだか私は分からない!
山の地図を眺めていたとき、「もしかして!!」と気づき、初めて行ったのが10年ほど前。
お昼寝をするのにちょうどいい岩もあり、天気がいい日は先に進むのをやめていつもゆっくりしてしまいます。
その岩に背をあずけると、目の前には優雅に羽を広げたような鷲羽岳(わしばだけ)もあり、360°ぐるりと絶景です。
石が3つ並んでいるからなんだっていうんだ、と言われると何も言い返せませんが、普段の生活では県境を意識することなんてないのに、この広くはない山頂でウロウロすれば、3つの県だと思うと不思議な感じがするのです。