最終日も黒斑山ルートから歩くつもりでしたが、強風のため、昨日歩いているときにやめようと決めました。
なので昨夜は思う存分、湯でグダグダ。
寝る前は、宿泊者専用の展望風呂に。
洗い場も少なく、小さめです。
外に身を乗り出して見てみると…星がいっぱいだ〜。
貸切状態だったので、脱衣場の灯りだけで湯に浸かりました。
暗くても赤褐色の湯だと分かります。
もうひとつのお風呂は、陽の光が入る昼間に入っていたので、湯の色は黄〜橙っぽいと思っていましたが、今は赤に見える。
鉄の匂いも濃く感じます。
すくってみると赤茶色の湯の花が手のひらの中にたくさんありました。
足裏もほんのり橙色に染まってます。
朝は湯船のハシゴしちゃいました。
のんびりでいいんだもん。
ぐっすり眠れました。
春めいてきたとはいえ、まだまだ冷え込むこの標高(1410m)。
暖房は使いません、乾燥して肌がカピカカピになるので。
ヒートテックの上下が活躍しました。
浴衣で寝ると、寝相の悪さで、明け方には裸に帯だけという悲惨な姿になるので、浴衣では絶対寝ない!
お腹冷えたら困るし。
そして朝ごはん。
寝ただけなのにお腹がすいている。
お風呂上がりなので牛乳を注文。
イッキ。
うまい〜〜!
ピクニックのようなのが出てきたぞ。
ご飯のお供になるようなものは少ないのに、また3杯食べてしまった…
今日は時間が合うバスがなかったので、宿の方に小諸駅まで送っていただきました。
よし、歩いてみよう。
日本で唯一、城下町より低い位置にあるお城ですって。
「穴城」というそうです。
駅前の案内所でパンフレットなどをいただきました。
たまたまガイドさんがいる日らしく、大手門の資料展示室が開放しているということをお聞きしたので行ってみます。
ここがいちばん高いとこ。
浅間山も見える〜。
城が、小諸駅に分断されてるのか…
地下道で三の門へ。
散策券で入場。
島崎藤村記念館などへ入る場合は500円の共通券を。
周囲は、水の入っていない空堀(からぼり)に囲まれています。
水がないと、お堀の深さがよく分かります。
まず、動物園に入ってみます。
「人間」のオリもある!
誰かと来ていれば記念写真撮ってますね、絶対。
説明書がいい。
カメラを向けると指を2本たてます、だって!
スマホを与えないでください、なんておもしろい〜。
鳥がおもしろかった。
フクロウの横顔、初めて見た。
キンイロキンケイの雄のド派手さに驚きました。
首元の飾りは、雌へのアピールのために広がるそうです。
雌は地味…
チリーフラミンゴ、目がちょっと怖い。
羽根、きれいだなぁ…
橋をわたり、天守台へ。
風が気持ちいい〜。
少し上がるだけで、こんなに見晴らしが違うのか。
日本さくらの名所百選の桜。
満開のときは圧巻だろうな。
桜は終わりかけだけれど、新緑が眩しい。
やっぱり緑はいいなぁ。
緑がつくる木陰がたくさんあって、景色が全部やわらかい。
え、遊園地もあるの?
しかも無料です。
気持ちのいいお散歩は終了。
さて、蕎麦だ。
多くの蕎麦屋さんから、どこを選ぶか…
蕎麦…よくよく考えてみると毎日食べたくなるほど好きではないけれど、その土地ならではのものはやっぱり食べたい。
地図を眺め、丁字庵に決めた。
名前で決めたようなもんです。
くるみそば(自分でくるみをすり潰す)は、もっと濃い味なのかと思ったら、サッパリいただけます。
紅茶鴨炭火焼きは、ジューシでおいしい。
白玉ぜんざいそばアイスは…ふつう。
レジ横にあった丁字焼き。
お土産にいいか、くらいで買ったのですがおいしい!
高速バスで熟睡して、新宿へ帰りました。
あ〜、終わっちゃった…