男体山は、山が信仰の対象です。
それにふさわしく(?)「二荒山(ふたらさん)神社中宮祠」が登山口。
標高は1280mです。
6時の開門前は登ることができません。
背後に男体山がすっきり見えています。
登山届のようなものに記入し、下山時刻も申告します。
8:05に入山、下山は14:00予定です。
1,000円を支払い、お守りをいただいて出発!
清々しい新緑。
最高!
はじめは階段。
8:10 一合目
三合目まで、ずっと同じような傾斜の登りが続きます。
緩急があるといいのですけど。
ここがいちばんキツイ。
10年以上前に、妹と登った記録と比べてみましたが、やはり若さが勝っていました。
当たり前か。
8:40 三合目
平坦な舗装路が四合目まで続きます。
工事車両が行き来しますので、注意して歩いてください。
中禅寺湖が見えました。
まだまだだなぁ、もっと下に見えないと。
9:00 四合目の鳥居
9:15 五合目
9:30 六合目
振り返ると、一時間前まで指先が触れるほど近かった中禅寺湖があんな下にある。
ゼェゼェ息があがっていますが、励まされます。
雲がわいてきたのが気になる…
9:50 七合目
標高2000mを超えていました。
何度も抜かれる(走るように登っては休んでいるので、何度も抜いては抜かれる)男の人がうっとおしく、休憩することにしました。
なぜ男体山には、鈴を2個つけている人が多いのでしょう。
謎すぎる。
妹と登ったときも、4人組がそれぞれ2個ずつつけていて鈴の大合唱でした。
なんか、意味あるのでしょうか。
あ~、チョコ、うまい~。
風も気持ちいい。
昨日の白根山と違って、もう20人くらい人を見ています。
昨日はヒトケタでしたからね。
鳥居がありました。
10:20 八合目
滝尾神社です。
ガスッてきちゃった…良く言えば幻想的。
宿で食べずに、6:00に登り始めるべきだったかなぁ。
10:40 九合目
白根山が見えた~。
あっちは青空なんだよなぁ。
山頂へ着くまでに晴れたらいいな…
そう思いながら「あと少し!」と足を進めていたら。
え!!
うそ!
ガスがふわーっととれてきた。
振り返ったら、中禅寺湖がはっきり見えました。
鳥肌がたちました。
うれしい!
すっごくうれしい!
ありがとう、って思いました。
赤茶けた石がゴロゴロしている道を、気持ちが急いて速足で登ります。
11:00 男体山 標高2484m
鐘をならし、山頂をぐるり歩きます。
あれ?
剣、こんな形だったかなぁ。
11:10
下山を開始します。
なんか、おいしそう…
地面がおいしそうに見えるって、ヤバイ気がします。
昨日の疲れもまだ脚に残っているので、慎重に下ります。
下山中も、ガスったり晴れたりを繰り返していました。
山頂で晴れてくれたのは、タイミング良かったです。
大展望でした。
登りではゆっくり見なかったツツジ。
葉っぱのふちがくるんとしています。
ほんの少し上の木は全部つぼみなのに、ここでは満開。
その差って?
12:50
四合目の鳥居をくぐります。
13:35
楽しかった。
すごく。
さて、遠足は終わり。
帰りましょう。
東武日光駅にありました。
でかくてビックリ!
「スペーシアきぬがわ」ってこんな快適なんだ…。
夕方のラッシュ時に都心へ着く時間帯だったので、混んでいるから乗り換えが面倒だと奮発したのですが、座席はゆったりだし、新宿直通なので楽ちん。
もう梅雨入り間近ですもんね。
この次は、雨の季節、いちばん美しい姿を見せてくれる苔に出会う山歩きを計画しています。