登って潜って、月をみて。

生きていれば、こんな景色に出会うことができる。こんなに幸せな気持ちにさせてくれる。

鏡ヶ浦温泉 rokuza

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南房総館山 鏡ヶ浦温泉 rokuza(ロクザ) 公式サイト

鏡のように静かな湾の名前が温泉名になっています。

 

姉妹館の「ろくや」には何度か泊まったことがあるのですが、rokuzaは初めてです。

https://blog.hatena.ne.jp/yueguang/yueguang.hatenablog.com/edit?entry=26006613715684328

部屋にお風呂があるプランにしなかったので、チェックイン時に貸切風呂の予約をします。

入った後に次の予約をとることができるシステムですが、貸切風呂は2ヶ所のみなので、満室だったりすると希望の時間に取るのは難しいのでしょうか。

 

チェックイン直後に入った貸切風呂からの眺めが、最初の写真です。

この開放感はいい!

青空と、鈍色に光る海が最高です。

その景色をずっと見ていられそうな、ぬるめの湯温も好みです。

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夜に入ったときも、沖に停泊している船の灯りがちらちら見えて良かったのですが、見たことのない虫が視界にいて落ち着かない。

飛び回ることなく「…死んでる?」と思うくらいの動かなさなのですが。

ナウシカ王蟲(オーム)の動かない感じ。

大きさは4センチくらいですけど、10匹はいたのでけっこう存在感あるんですよね。

 

アメニティは、風呂にも部屋にも完備されています。

部屋には、シャワーがついています。

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沖ノ島公園でたっぷりかいた汗を流してサッパリしたところで、ベッドでごろん。

あ~、至福~。

6時間ほど前、働いていたことが信じられないくらいのゆったりした気持ち。

遠くに行く旅ももちろんいいですが、近場の旅でいつも感じる

「こんな短い時間で、全く違う場所まで来た!」

というあっけなさというか…も、好きです。

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部屋に小さな箱がありました。

開けてみると…焼き菓子が詰まっています。

え~、夕食のためにお腹空かせておこうと思ったけど…ひとつだけ…もうひとつ…

結局、全部食べちゃってた。

見たこともないコーヒーメーカー(?)もあり、お茶の時間も充実。

 

ふぅっと眠って、すぐに夕食。

ろくやでは刺身がすごいから、ここもきっと。

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コショウダイ、太刀魚、カマス、白ミル貝、金目鯛、アジなどが盛られていました。

ワサビも自分ですります。

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ほおずきを器にして、イカ酒盗が入っていたり。

繊細で上品な料理が運ばれてきます。

「油目(あぶらめ=アイナメの別名)の葛打ち」なんて想像もできないのですが。

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でも、いちばんおいしかったのはシメのご飯でした。

新生姜とじゃこの釜炊きごはん…毎日食べたい。

ろくやの「とろろご飯」も大好きだけれど、これはウマーイ。

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デザートは「抹茶のメルバ」

メルバって、なんですか?

メレンゲのお菓子のことだそうです。

球体をパカっと開けると、上には抹茶のクリームが、下にはグレープフルーツのシャーベットが。

こんな組み合わせ、よく思いつくなぁ。

すごいなぁ。

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料理を勝手に判定!!

刺身は、ろくや。

種類がもっと多いし、舟盛にやっぱり「おぉ~」っとなるので。

シメのご飯は、引き分け。

ひとつひとつの量は、rokuza。

全部がちょうどいい感じです。

ろくやは多すぎて、かき揚げや汁ものなどを下げてもらうことがあり。

けっこう食べる私たちですらこうですから、部屋に帰る際にほかのテーブルを見ても残してあることが多いのです。

なんかもったいなくて。

 

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さて、朝ご飯。

いつも不思議。

あんなに食べて、お風呂入って寝ただけなのに、なんでまたこんなに食べられる?

和食でありがちな、ご飯のお供がおいしすぎてお腹いっぱいなのにおかわりをしてしまう。

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海苔の佃煮が特においしかったです。

干物は、ろくやでも選んでいる「サバ」

パリッと焼けた皮から、脂ののりまくった身まで全部いただきます!

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こんな朝ご飯を出してくれる店が、近くにあればいいのになぁ…

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続きます。