白駒荘は、茅野駅からバスで1時間ほどの白駒池のほとりに建っています。
前を通ったことは何度もあるけれど、泊まるのは初めて。
結論は…
「ここに泊まりに来るだけでもいい!」
と、オススメしたくなる宿でした。
スマホは圏外ですが、たまにはいいじゃないですか。
さて、白駒荘に向かう前。
勤務明け、いつものように高速バスに乗ります。
今回は岡谷行き。
茅野バス停で降りれば茅野駅まで歩いて20分なのですが…
何回目だよ、この道!
なのに、毎回迷う。
遠回りしつつ、茅野駅手前の「さくらさく」へ。
・レバ刺し(牛も食べたいな…)
などなど。
八ヶ岳に登りに行った時は、ここに必ず寄ります。
この山歩きは、5月に富士の樹海に一緒に行った職場のおじちゃんのリクエストです。
あのときすっかり苔にはまったようで。
私が以前、
「梅雨どき、山歩きを計画している日に雨が降るなら、行先を変更して八ヶ岳の苔の森を歩いてる」
と言っていたのを覚えていたらしく、行きたい、と。
でも今は、バスが運行していない。
ひとりで行くならいろんなルートを考えて、タクシーをつかうとしても、できるだけ距離を短くすることはできるけど…
長い距離を歩けない人と行くとなると…う〜ん。
おじちゃんが行きたい苔の森は、北八ヶ岳にある白駒池の周囲なのですが、そこまでタクシーだと12,000円弱かかるんだよね…
すんなり出せる金額ではない。
行きはタクシーに乗らざるを得ないけれど、どうしたものか。
まぁ、山の地図をみるのが大好きなので、こんな理由でもルートを考えるのは楽しいのです。
1日目:タクシーで麦草峠、歩いて30分くらいで白駒荘へ
2日目:雨は降らなそうなので、朝、苔の森ツアーに参加したあとに、高見石小屋まで登り、上から白駒池を眺めて、渋の湯へ下山(2時間のコースタイム)
という計画でした。
渋の湯もまだバスは運行していませんが、8,000円弱で茅野駅まで戻れるし、森を歩けますから。
この計画は、おじちゃんの呑み過ぎにより、実現しませんでしたけどね。
タクシーで向かっている途中、八ヶ岳が全部見えるポイントがありました。
写真は、なだらかな蓼科山。
八ヶ岳は、北がなだらか、南が岩稜です。
麦草峠でタクシーを降り、白駒池へ向かいます。
火災で消失し、建て直したばかりという新館(本館は山小屋風で、こちらもいいなぁと思いましたが)は明るくピカピカです。
部屋もトイレも、ほんとにきれい。
山小屋だと思って来たので…ビックリでした。
ですが、自然の中に建つ小屋です。
歯磨きやシャンプーの利用は厳禁。
お風呂があるだけでありがたいので、守ります!
拭き取りタイプのクレンジングも用意されていました。
なんて親切! と思ったけれど、これがないと洗い流すクレンジングを使われちゃうのだろうと想像がつきます。
汗を流してサッパリ!
5時間前に、お腹いっぱい馬肉を食べたばかりですが、散歩を終えて戻ってきたら、野菜たっぷりの豪華な夕食。
食欲全開です!
ここ、どこだっけ…と思うくらいおいしい!
お米や野菜も作っているそうです。
全部食べてみたいぞ。
自家製ピクルスが特においしい。
青いトマトをカレー粉につけたもの。
ドリンクも凝っているので、ぜひ飲んでみてください。
私は、食用ほおずきなどフルーツたっぷりのサングリアにしました。
おいしかったので、フレッシュキゥイも注文。
そのあと20:00~は、星空ボートの予定でした。
暗い静かな池に漕ぎだすボート。
満天の星空。
想像するだけでうっとりだったけれど…
直前から雨が降り始めてしまって、やめることにしました。
神秘的だったろうなぁ。
また来たときのお楽しみにしとこう。
続きます。