軽さも大切ですが、一話完結やエッセイを選ぶことが多いです。
1冊まるまるの長編ミステリー、特に山岳ミステリーだと、舞台となった山で読んでみたくなるのですが、続きが気になって下山の時間を忘れてしまうことがあるので…あぶないあぶない。
俳優さんで、登山が好きという方は多いですよね。
市毛良枝さんがまず思い浮かびます。
石丸謙二郎さんもそのひとり。
この本を読んでいると、
「ニコニコしながら、のんびり歩いてそうだなぁぁ」
って、こちらもつい笑っています。
一話につき、スッキリと読みやすい4ページくらいなのもいい。
ひとつ読んでは本をとじ、自分が歩いたことのある山ならそのときの景色を思い出す。
行ったことのない山なら、どんな山なんだろう、と想像する。
そして、行きたい山リストに加える。
同じ山でも季節を変えて、行ってみたい。
私は浅間山は真っ白になったときがいちばんキレイだと思っていたけれど、黄葉がきれいみたいだから秋にも行ってみようかな、と思いました。
ただ、山の秋は短いのです。
紅葉・黄葉の最盛期は3日しかないって言われるほど。
雪が積もることもあります。
秋に行きたい山が多すぎて、毎年手帳に書くものの100%はもちろん達成できず、繰り越していまして順番待ちです。
体力がいる、長時間歩くような山は、できるだけ早いうちに行きたい。
今日がいちばん若いのですから。