最終日、雄山から室堂へ下りてきました。
みくりが池温泉へ。
私はひとりで宿泊なので、相部屋です。
カーテンで仕切られている二段ベッドで、6人泊まれる部屋でした。
コンセントとライトもあります。
コンセントの位置が高すぎて、スマホを充電しながら操作しようとすると何かを台にしないと…
今は、2人以上なら、少しのプラス料金で個室にできます。
相部屋は11,600円+入湯税。
そう、ここは秘湯を守る会の宿なのです。
スタンプ帳、持ってきました。
チェックイン時に預けておけば、チェックアウトまでに押印してくれます。
日帰り入浴も受け付けているので、混んでるかな…とのぞいたら2人しかいない。
お風呂セットはまとめてあるので、部屋にザックを置いてすぐ向かいました。
その2人もすぐ出たので、なんと私だけ。
体を洗い、湯に浸かる。
ほゎ~~~。
気持ちいい~。
ふたつ湯船があるのですが、左は熱すぎてとてもムリ!
片方にしか人が入らない(入れない)ので、密になりそうです。
どうにかなりませんかね…
ぴかぴかに磨かれたテーブル。
早く食べたいな〜。
夕食はチェックイン時に選べます。
17:30~と19:00~。
朝食は6:00~8:00の間でいつでも。
玄関前のベンチで風に吹かれて、ただぼんやり。
剱岳は少しガスってきた。
立山三山の稜線はまだピーカンだ。
またあの道を歩きたいな。
3日間歩いてきた道が全部見える。
なんだかすっごく嬉しい。
ずっと歩いてこれたんだな、ってじーんとくる。
16:00過ぎた頃、チェックイン待ちの行列になっていました。
日帰り入浴は終了している時間だけれど、これじゃお風呂は混むだろうなぁ…
さっき入れて良かった。
また訪れることがあれば、使い捨てスリッパを持参しようと思います。
外に出る人が履いていたスリッパがどんどん玄関にたまるし、誰かが履いていたばかりのスリッパを履いてしまうと、なまあたたかくてちょっと気持ち悪いので。
待ってました、夕食。
以前来たとき、げんげの唐揚げや行者ニンニクラーメンを食べたなぁ。
追加で頼めるメニューもあります。
ごはんもおいしい。
「太刀魚の塩焼き」
「さすの昆布締め」
味わい深い。
「とうもろこしの茶碗蒸し」は冷たくてデザートがわりに。
満腹。
夕陽を見に玄関前のベンチへ。
太陽は雲に隠れてしまっていたのですが、刻々と変わる雲の形がおもしろくて、そこに居合わせた人たちで
「お尻をかんでいるワニ」
「追いかけられているウサギ」
「あ、コックさんみたいな帽子になったよ」
「プーさんみたいにお腹が出てる」
などなど、言い合って楽しい時間でした。
24℃の快適な温度の部屋。
清潔な布団。
昨日眠れていなかったせいか、19:00前にはこてんと眠りに落ち、深夜1:00過ぎに目が覚めました。
山から下りてくると、山で飲めなかった分、意識して水をたくさん飲むのでどうしてもトイレに起きる。
あ!
温泉はいろう!
混んでるってことはないだろうから。
手ぬぐいと化粧水を持ち、豆電球の明るさのライト(部屋が真っ暗なので)を手のひらにしのばせて、二段ベッドのはしごに足をかけたら…
ピカッ!!
えっっ!
どうしよう…
人が動くとセンサーで照明がつくのは知っていたけれど、相部屋は21:00消灯ですから、それ以降は作動しないと思うじゃないですか…
まさかの明るさ、こまかい作業ができるくらい明るい(=昼間と変わらない)。
全員を起こしてしまいました…
ごめんなさい、と言ったら「お互い様だから気にしないようにしましょう」ってことになり、よかった。
温泉から戻ったときも、もちろんピカッ!
再び眠りについてすぐ、誰かのトイレ(?)でピカッ!
誰かの出発でピカッ!
常夜灯くらいの明るさで足元を照らす、でいいと思うのですが…
もしくは「相部屋の方は、分厚いアイマスク持参」と明記してもらうか。
そして、最初のピカッで大層驚きまして、負傷しました。
はしごに右脚を打ちつけました。
山では転ばなかったのに…まさかここで。
1週間たった今も、上の方は薄くなりましたが、くるぶしまでアザが消えません。
お見苦しいですが…太くてスミマセン…足首が特に痛いです。
でも、ひとりでのんびり入れた温泉は、最高に気持ち良かった!
そのあと、星を眺めながら涼んだのも。
朝食。
6:00前に、朝陽を見に行きました。
山から太陽が顔を出すのは、日の出時刻プラス1時間だそうです。
真砂岳のあたりから昇ってきました。
みんな、朝ごはん食べてるのかな。
周りに2人しかいません。
こんなにきれいなのになぁ。
さて朝食です。
ごはん、おかわり!
続きます。