明るくなったらすぐ出発して、コースタイム9時間の縦走です。
宿にザックを預けてあり、14:30までに戻れれば温泉でサッパリして、15:30の盛岡駅行きのバスに乗れる計画。
3:30に起きて朝ごはん。
昨日、お弁当をお願いしておきました。
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5:00
ヘッドライトをつけ、宿の玄関を出たら霧の中。
5:20にはヘッドライトを消しても歩けるくらいになりました。
気温が高く、半袖で歩けます。
5:35だったかな、日の出は。
霧で幻想的なので、たぶん見えないけれど。
しばらく行くと木道に。
5:40
丸森川
源太ヶ岳まであと2kmほど。
こっちを登りにしてよかった。
最初が緩やかだから、歩きやすい。
三ッ石登山口は、いきなり階段でしたから。
6:10
水場
冷たくておいしい!
![f:id:yueguang:20211010203302j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/y/yueguang/20211010/20211010203302.jpg)
あ〜、霧がはれてきた。
急に色を変えた空にテンションが上がります。
振り返ると、見事な雲海。
岩手山をぐるり囲むように。
あの中を歩いてきたんだ。
太陽は岩手山の横から。
岩手山は真っ黒なシルエットで堂々とそびえ立っています。
大きな山だなぁ。
![f:id:yueguang:20211010203437j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/y/yueguang/20211010/20211010203437.jpg)
6:35
標高1384m 大深山荘との分岐
目の前には源太ヶ岳からの稜線がずっと見える。
あそこを歩けるんだ、最高じゃん!
![f:id:yueguang:20211010203531j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/y/yueguang/20211010/20211010203531.jpg)
ダメだ〜、左に見ながら歩けるのに、何度も立ち止まってしまう。
ほんとにいい景色。
7:00
源太ヶ岳△1545
山頂は狭いので、少し先に進むと広いところがあり休憩しやすいです。
誰もいないのでのんびり。
泊まった峡雲荘の水は、すべてここからの湧き水だそう。
鳥海山が見える。
山に登ってこんな景色を見ると、なんか幸せすぎて、涙がとまらなくなるんです…
トシのせいですかね。
7:15
いつまでも泣いていてもしょうがないので出発!
ここからの稜線、最高です!
![f:id:yueguang:20211010203744j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/y/yueguang/20211010/20211010203744.jpg)
今年の紅葉は、残暑のため色づきがイマイチとニュースでやってたけど、きれいだと思う。
晴れてくれてありがとう。
7:35
分岐
7:43
大深岳△1541
7:55
八瀬森(やせもり)分岐
小畚山の中腹、橙色がぽんぽんとあってきれい。
少し下り、標高差120mほど登り返します。
初めてのアップダウン。
それにしても誰にも会わないな…
快晴の土曜日なのに。
歩いてきた道、これから歩く道がずっと見える。
黄葉のトンネルは終わっちゃいました。
8:40
小畚山(こもっこやま)△1421
風もなく穏やかで太陽は暖かくて。
極上の散歩です。
ぼちぼち人とすれ違うようになりました。
![f:id:yueguang:20211010204429j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/y/yueguang/20211010/20211010204429.jpg)
9:15
三ッ沼
9:35〜10:05
三ッ石山△1466
おにぎりターイム。
え?
もう30分たったの?
景色を見ているだけで、すぐ時間たっちゃう。
トイレも行きたいし、出発。
赤土の斜面で滑って尻もち。
左のお尻汚れちゃった…
あーあ。
下山して温泉でサッパリしたら、着替えるからいいもんね!
10:35
三ッ石山荘(避難小屋)
トイレをお借りします。
気温13℃、暑く感じるなぁ。
のどかだなぁ。
いろんな温泉に通じてるんだな。
10:50
松川温泉まで4km弱。
あと2時間もしないで今回の山歩きが終わっちゃう。
なかなかの、ぬかるみ地獄です。
延々とこんな感じ。
ここで尻もちついたら…悲劇です。
さっきのところは赤土だったので、もう乾いてパンパンしてほとんど落ちました。
どこ歩いてもダメ。
沈む。
![f:id:yueguang:20211010205433j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/y/yueguang/20211010/20211010205433.jpg)
良かった、こっちが下山で。
暗いときに出発して、急な階段が終わったと思ったら、このぬかるみなんて。
いつもぬかるんでいるなら、源太ヶ岳を往復がいいな。
11:30
分岐
これなら、朝ごはんを食べてからでも間に合ったけれど、雲海は見られなかったなぁ。
やっぱり早立ちがいいですね。
好きなところで休憩したりする余裕もなくなるし。
焦ると事故のもと。
![f:id:yueguang:20211010205642j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/y/yueguang/20211010/20211010205642.jpg)
ツレが昔くれた言葉です。
下で待ち合わせていて
「待たせないように、なるべく急ぐね」
と私が言ったとき。
「プロ(登山家)が最善と思った一歩で命を落とすこともある。ちゃんと待ってるから、ゆっくり歩いて無事に戻ってきて」
特に足元が悪い道で気が急いたときに、思い出すようにしています。
分岐を過ぎてしばらくしたら、道が乾いてきた!
いい道〜。
![f:id:yueguang:20211010205806j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/y/yueguang/20211010/20211010205806.jpg)
岩手山が、紅葉の額縁におさまりました。
カラフル!
12:00
あと1km。
急ぐ必要もないので、たらたら歩きます。
だってすごくいい道だし。
なぜっ?
ねじれすぎ。
あぁ、硫黄の匂いが濃くなってきた。
12:30
三ッ石登山口△850
地熱発電所を見学しよう。
なんとタイムリー。
昨日じゃないか。
![f:id:yueguang:20211010210033j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/y/yueguang/20211010/20211010210033.jpg)
登山靴の底が泥だらけ、どうしよう…
履き替えてこなきゃダメかな、と思ったらブラシと水道が。
ありがとう〜。
地球のエネルギーを電気に変えて、二酸化炭素をほとんど出さないらしい。
ふぇ〜、温泉きもちいー!
チョコモナカジャンボがあるではないですか!
うまい〜。
行きは宿泊者専用の送迎バスだったため、主な宿に停車するだけだから早かったんですね…
もともと乗るつもりだった八幡平自然散策バスなら、停留所が違うみたいで1時間半だったのに。
ひとつ早いバスに乗れた〜、と喜んだら却って遅いとは…
お腹すいたぞ!
何食べようかな〜。
やっぱり冷麺と焼肉かな!
盛岡で食べたら、いっそうウマイに違いない。
ぴょんぴょん舎に入りました。
![f:id:yueguang:20211010210428j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/y/yueguang/20211010/20211010210428.jpg)
・雪濃(そるろん)温麺と焼肉のセット
・マッシュルームのチヂミ
・天然あみたけ(レバ刺しっぽいらしい)
を注文。
あ、冷麺じゃないじゃないか。
まぁ、いっか。
ソルロンってなんだろう? って思っちゃったんだもん。
冷麺、追加!
「ハーフですか?」
いや、普通で!
麺がうまい〜。
辛いの苦手なので、別辛で注文。
冷麺のほうが好き。
![f:id:yueguang:20211010210633j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/y/yueguang/20211010/20211010210633.jpg)
マッコリと赤米のアイスセットをデザートに。
お酒飲めないけれど、運転に支障がないって書いてあるから食べてみよう。
お酒飲んでないのに、4500円!
あはは〜。
新幹線で帰ります。
コインロッカー、かわいいな。