箱根へやってきました。
小田原あたりで雨が本降りに。
あちゃー。
ってことで、本日は観光デーになりました。
今回どこを歩こうかと地図を見ていて「甘酒茶屋」とあるのを見つけ(箱根は〇〇茶屋というバス停が多い気がします)調べたら、ほんとに茶屋で、甘酒やお餅を出してくれるというではないですか!
早雲山から駒ヶ岳を歩きたいけれど、ずっと通行止め(噴火警戒レベル1)です。
ロープウェイで往復だけしてもなぁ…
行くだけになるしなぁ。
またいつか、歩けますように。
1日目が曇と雨、2日目が快晴予報。
ほんとは金時山を1日目にしたかったけど、計画変更。
小田原からバスで、元箱根港を目指します。
バス停をアナウンスしてくれるのだけれど…
「ビーバートザンマエ」
ん?
聞き間違い?
電光掲示板を見たらそのまんま「ビーバートザン前」
目が覚めた。
なんだろう? と見ているとホームセンターでした。
お次は「ホテル前」
普通、なんてホテルか言わないか?
…あぁ、富士屋ホテルなんですね。
箱根でホテルっていったら、富士屋ホテルに決まっているでしょうということなのでしょうか。
そのすぐ次は「神社下」
ここも、なんの神社か言わないんだ…
もういいや、眠くなってきちゃった。
バスだと酔うのですが、景色やお店も目に入ってきて「ここ、寄りたい!」となることも多いので、バス旅はけっこう好きです。
直感というほどたいそうなものではないけれど、いいなと思えばすぐ降りられますし。
電車じゃスピード出てますから、なかなか見つけられない。
今回も、食べてみたいお店を発見しました。
明日、寄ろうかな。
乗り物に酔わない眼鏡をいただいたのですが、今回持ってこなくて、クネクネ道で酔い悔しがっていたら、プレゼントしてくれた子が
「新進気鋭なデザイナーか、目を合わせてはいけない人かの二択(だからやめといた方が…)」
と、ごもっともな返事をくれました。
いちばん後ろの席ならいいかと思ったけれど、乗ってきた人が座る席を探すときに視界に入りますもんね。
二度見します、私だったら。
「箱根百薬。」
箱根神社第一鳥居のすぐ横にあります。
バスに酔ったけれど、寒さのためか、頭がシャキンとしてすぐ復活。
ここで食べてみたかったんだ〜。
土日は、豆腐がなくなることもあるそうですよ。
カレーもあるのか。
でも、ここはやっぱり「とうふめしときのこ汁」で!
このビジュアル…
高さもありますよね、けっこう。
豪快、の一言です。
これについてもさっきの眼鏡の子が
「食卓に出すとビックリするくらいの手抜きなシチュエーションも、箱根というだけで絵になる不思議さ」
ほんとに!
吹き出してしまった。
お母さんに「ご飯だよ~」って言われてこれを出されたら、5秒くらい絶句した後に
「ど、どうしたの。お母さん。私、なんかした?」
と、謝ってしまいそうです。
キノコと鶏肉の汁で、冷えていた体が一気に汗ばむくらい、温まりました。
とうふ、ほんとにでかっ。
そう思うのに、味のしみ込んだとうふと麦飯を交互にかっこむ手がとまりません。
レコードの音もいい。
低音でなんか落ち着く。
デザートはシフォンケーキと迷ったのですが「龍神の玉」を。
箱根の湧水と和三盆でつくられた和菓子です。
すんごい透き通ってるんですけど!
スプーンで弾くと、ぷるっ。
昼前&雨のためか店内が空いていたので、ゆっくりさせてもらっている間に雨がやみました。
関所まで1キロ。
雨の芦ノ湖もいいもんです。
海賊船、かっこいい!
強がりじゃないですよ!
そりゃ、快晴もいいと思う。
でも葉が落ちた枝にころんころんとつく雫、ほんとにきれいですもん。
箱根恩賜公園を歩いていきます。
「箱根」じゃなく「函根」
この字をあてているのを初めて見ました。
湖畔沿いに道があります。
せっかく雨もやんだし、少し歩こう。
へぇ、海賊船って何隻あるんだろう?
さっきのと色が違いますね。
一周できますが、適当なところで引き返します。
関所資料館を見学。
入館料は500円でしたが、箱根フリーパスをお持ちなら割引らしいです。
けっこうおもしろくて見入ってしまった。
江戸を出る女性は、全身や頭髪の特徴を記した紙を持たされ厳しく改められたとか。
なんで髪をすいてる?
髪になんか隠すってこと?
関所破りをすると投獄されるとか。
そういえば学校で習った気がしますね。
武器もいろいろ展示されていました。
この階段、江戸時代からあるんですって!
約70段上がるだけで、芦ノ湖が見渡せます。
右上の番所から24時間監視していたそうですよ。
前には芦ノ湖、後ろには屏風山。
関所破りは難しかったでしょうね。
やりたい顔ハメがいっぱいあるけれど、ひとりだとちょっと…
もう二度と会わない人にお願いするといっても、恥ずかしいこともあるのです。
今日は強羅温泉に素泊まり。
強羅駅からケーブルカーと並んで1駅分歩きました。
となりに道があるのです。
「公園下」駅でケーブルカーとお別れ。
箱根で素泊まり5500円って安いので選びました。
あ~、ちょうどいい感じ。
湯船は大きくありませんが、そんなに混まないのかな?
部屋でWi-Fiがつかえない(ロビーではつながりました)のと、コンセントが入口の扉横と洗面所にしかないのが使いづらかった…
広くて清潔なのに、おしいなぁと思います。
もう一度温泉につかったら眠たくなってしまいました。
続きます。