はやぶさに乗り、東京を出発しました。
曇天です。
本を読みながらうとうとしていると、白石蔵王駅を出たところ。
水を張った田んぼの先に見える高い山々は、まだ雪をまとっています。
一ノ関駅を過ぎる頃には青空になっていました。
嬉しい〜。
新青森駅では、ねぶたがお出迎え。
リンゴりんご♪
5種類のりんごジュースしか売っていない自販機です。
お隣には、フツーの自販機あり。
おいしくお昼ごはんを食べたいと思い、私にしては珍しく、朝はカロリーメイト4本しか食べてないんですよ。
ああいうのはカロリーはあっても、腹にたまりませんね。
満足感がないからか…
コインロッカーに荷物を預けて、まずはお昼ごはん!
の前に、八甲田丸を見に行く。
「海坊厨(うみぼうず)」
メニューに目を通したら、どれもこれもおいしそう!
デザートも種類が多いんです。
飴細工が得意なのかな、きれいだなぁ。
予約しておいた「シェフのおまかせコース」です。
まずは、洋風茶碗蒸し。
鼻に抜ける濃厚な香りも、舌触りもいい〜。
お次は、燻製のカルパッチョ。
燻製、大好き。
はじめは真っ白で何も見えなかったのですが、徐々に中身があらわに…
ずっと食べていられそう。
ぶ厚いカットがいい。
やわらかな豚肉を、茄子のペーストで。
そして、コースのご飯を辞退して、「海坊厨丼の炙り(生もあります)」を追加!
はじめは椎茸醤油をかけ、途中でだいだいのソースをご飯に混ぜて味変してね、とのこと。
うまい〜。
これにして良かった!
ぶ厚い刺し身が軽く炙ってあって、本当においしい。
近くにあったら、ランチに通いたい。
あぁっ!
夢中でかっこんだら、だいだいのソースかけるのを忘れていた…
デザートはチョコのテリーヌ。
飴細工がのっていました。
焦がしきなこのロールケーキも食べたかったけれど、時間切れ。
停留所があまりなく、スイスイ。
津軽海峡フェリー乗り場を通ります。
ブルーマーメイドだって。
ステキな名前。
青函フェリー乗り場もお隣でした。
海が青い〜。
三内丸山遺跡に到着。
トンネルを抜けると、そこは雪国…ではなく、遺跡です。
時間が合えば、無料のガイドもあります。
散歩にぴったり。
お腹すかせて、夜ごはんもおいしく食べるんだ!
いや〜、気持ちいい〜。
でっかいわぁ。
今夜一晩、寝てみたいと思わせる住居。
中に入ると、風の音や人の話し声も聞こえませんでした。
この中で生活するさまを想像。
お土産の数々。
方眼ノートが好きなのですが、ねぶたの表紙だったもんだから迷わず買いました。
とうもろこしの麩菓子ですと?
誘惑が多すぎる。
「マグロ一筋」とかかれた謎の手ぬぐいや、見かけたら絶対買ってしまうだろうと思っていた、ねぶたの手ぬぐい…
プラス土偶の手ぬぐい。
今日は3枚買ってました。
これでも1枚ガマンしたんです。
普段なら買わないのに、青森に来ていながらアップルパイをひとつも食べないの? と、いきなり思い…そして買った…
感想は、フツウ。
そんなに好きではないのだから当然です。
旅の途中で一度は荷物を送るけれど、青森へ到着してまだ4時間くらい。
荷物増えすぎじゃないか?
明日の散歩のおやつに、りんごチップス!
来月の登山のおともに…と、りんごを蜜につけて乾燥させたのや、津軽味噌あんパンも買いました!
そして、これが本日のメイン。
実際のねぶた祭りを見ることは、おそらく叶わない(混雑キライ)ので、こちらの施設で堪能します。
「ワ・ラッセ」
おしゃれな建物ですね。
よかった、お店が終わって(15:00まで)いて。
あやうく、おやつに煮干しラーメン食べちゃうところだった。
ねぶたって、こんなにも華やかで美しいのですか。
本当にすごいんです。
色付けは繊細で、立体的で。
祭りの熱気の中で見れば、もっともっと力強いのだろう。
見る角度で、表情が違って見えるのもおもしろくて、気づいたら、ひとつのねぶたの周りをぐるぐるぐるぐる。
ねぶたの中ものぞけます。
今夜はウィークリーマンションに1泊します。
2700円ですよ?
アメニティがまったくないから安いのです。
冷蔵庫やティッシュもありません。
私は普段の旅行でも、歯ブラシやシャンプー、寝間着(寝相がわるいから浴衣で寝れない)は持参しているので、あとはタオルだけプラスすればいい。
でもなぁ、どうせ部屋の浴槽は小さいだろうし…と思っていたら!
青森県は、お風呂天国なんですって。
ほとんどのお風呂屋さんが早朝から営業しているとか。
冬は早朝の雪かき後、出勤前にひとっ風呂。
夜行バスで旅行していた頃、到着した朝にお風呂に入りたいなぁとよく思ったものです。
青森を旅先に選べば良かったんですね〜。
いくらお風呂屋さんがたくさんあっても遠くへは行けないので、周辺で探すと…
ありました。
「まちなか温泉」という名のとおり、青森駅から5分ほど。
しかも天然温泉なんです。
汗を流してサッパリ。
また、歩くんですけどね。
泊まるところが安いから、夜ごはんは奮発したんです!
来る前に、ねぶたを調べていたとき、ロビーにねぶたが飾ってあるというアートホテルを知りました。
ホームページを見てみると、「なごみ」という店で、シャモの水炊きなんてものがある。
ここにしよう!
飲み物も奮発。
ビールよりお高いアップルソーダにしました。
風呂上がり、何も飲まずに歩いてきたのです。
爽やか、うまい!
コースでも充分だとは思います。
だけども!
いがめんち揚げ(イカの足を包丁でたたき、季節の野菜とともに小麦粉を混ぜて揚げたもの)と、レバー追加します。
レバー好き。
シャモのレバーなんて、この先たぶん、食べる機会ないと思う。
う〜ん、フツウ。
期待値が高すぎたか。
山梨のB級グルメである鳥モツのほうがおいしいなぁ。
10時間煮込んだ、白濁スープがでてきた。
塩をちょいと入れたら、ぐっとおいしくなりました。
鍋は、1人前だとちょっと見た目がさみしいですね…
まず、かしわ肉。
つみれと野菜もついてます。
かしわ肉がおいしい。
かたそうに見えたのに、じわぁっと味がして。
つみれより、こっちが好み。
さて、宿へ帰ります。
21時のニュースをみながら、組紐(くみひも)作り。
30分ほどで完成しました。
そういえば中学生の頃、ミサンガ作りが流行ったなぁ。
明日は、五能線に乗るんだ!