「穴があったら入りたい」
雲見のダイビングのキャッチフレーズです。
そのとおり。
たーくさんの穴があります。
落ちたり抜けたり、やっと通れるような狭い穴、ともかく穴だらけ。
1本目、まいります。
とぷぅん。
潜降は問題なくできた。
耳も抜けた。
久しぶりだと緊張します。
空はこんなに晴れているのに、海の中は薄暗い…
これが濁りかぁ。
もちろんナイトダイビングのように真っ暗ではありませんが、夕暮れダイビングって感じ。
まぁ、約10ヶ月ぶりの海ですから。
うまく海中を漂えればそれでヨシ(๑•̀ㅂ•́)و✧
昨日聞いていた、水温の差が大きいというのは本当でした。
21~28℃の範囲だったようです。
ぬるいところと冷たいところがハッキリしていて、全然混ざっていない。
見た目も、淡水と海水が混ざったときのようにモワモワしています。
クレバスを8mくらい落ちると、写真の岩と岩の間にある水路下の洞窟へ。
ここには、キンメモドキの群れ群れ群れ!
揃って向きを変えて、囲まれて。
圧巻のショーでした。
これは見ることができて良かった!
それにしても、もうちょっと水が青くて、光が射し込んでくれるといいなぁ。
先日まで、この洞窟の両脇の壁にウミウシがたくさんいたそうです。
すべて消え去ったとのこと。
ウミウシが海中を漂っているのを見たことがないのですが、どうやって移動するの?
なぜ、一気に全部がいなくなったのでしょう。
ウミウシは、こういうのです。
色も形もいろいろ、1400種類くらい確認されているらしいですよ。
スズメダイが威嚇してくるので何事かと思ったら、卵を守っていました。
ショップに戻ってから、インストラクターさんが撮った写真を見せてもらいました。
びっしりある卵をよく見ると、それぞれに目が見えます。
私が持っているカメラの倍率では、ちいちゃな卵を写すことはできません。
最後に、安全停止をします。
水深5mくらいで3分間。
体内に溶け込んだ窒素を排出するために、ダイビングの最後には、必ず安全停止を行います。
このとき、ロープにつかまっての停止(ということは、だいたい流れがあったりうねってる)は100%吐く。
他の人が近くにいるので、懸命にこらえる。
このときの3分間の長いこと長いこと…
酔いどめのんでも、いつもダメ。
動き回れればまだいいので、今回はキンギョハナダイの群れを見ながら動き回ります。
45分のダイビングを終えてプカっと浮かぶと、ボートがピックアップに来てくれます。
海面で待っている間に、やっぱりダメでした。
気持ちわりぃ…
ボートが近づくと波も大きくなりますしね。
リフトに足をかけたら自動で上げてもらえるという、とても画期的なボートでしたが、そんなことより気持ち悪い。
でもすぐ着くから、ありがたい。
2本目の準備をして、浴槽へ。
ここの施設は、シャワーもたくさんあるし、ダイビング後の体を温める浴槽が3つもあります。
ボートが出るまでまだ時間があった(ダイビングの合間の休憩は必須です)ので、すぐ近くの展望台へ行ってみました。
あ、富士山がうっすら。
2週間後には、あの頂きにいるはず。
2本目へ。
ここは潜降し始めたときから水が冷たい。
多分、フツーは寒いと思われます。
そしてやっぱり暗い。
オオウミウマがいました〜。
くるん、って巻きついてますね。
ずっとくっついてるのかと思いきや、けっこう動き回るらしいです。
その動くところを見たいぞ!
アカホシカクレエビ
ハナミノカサゴ
ソフトコーラルがもりもりです。
ブドウみたいな色ですね。
そういえば、そろそろシャインマスカットの季節…食べたい!
そして、やっぱり吐く。
海の中がよければ3ダイブするつもりでしたが、この濁りじゃなぁ…
2ダイブにしとこ。
吐いたのは関係ありません。
海面で待つといつも吐くので想定内!
吐けば気持ち悪さも終わりなので、器材を洗い、シャワーを浴び、すぐにおいしいご飯を食べに行けます。
お腹すいた!
続きます。