仕事が終わって、夕方の高速バスで木曽福島駅へ向かいます。
現在、このバス便は土日祝のみの運行です。
高速バス、ラクでいいんですよね~。
必ず座れ、乗り換えを気にせず寝ていけるし。
電車だと指定席でない限り、大きなザックを持って座るのはなんとなく遠慮してしまいます。
渋滞はよめませんが、電車より早いこともあります。
そして安い。
高速バスには何度も乗っていますが、バスタ新宿からではなく、途中のバス停から乗るときだけ感じるドキドキ。
高速道路の上に立てるってすごくないですか?
きれいな空でした。
しかし、夏は蚊の餌食です。
10分待っていたら、肘から下&足の甲だけで7ヶ所もくわれてる~。
木曽福島駅への到着が22:00と遅いので、駅前で泊まるところあるかな…と心配でした。
前日に、木曽福島駅から歩いて5分の「萬蔵の宿 むらちや」さんに問い合わせると「待ってますからいいですよ~」
高速バスがない平日だと、電車を乗り継いで、木曽福島駅からさらにバス、登山口の山小屋まで1日がかりの移動になってしまうところだったので本当にありがたいです。
時代劇みたい!
真ん中の扉から、腰をかがめて入るんですよ。
お風呂に入り、清潔なお部屋でぐっすり眠りました。
バスの時間まで余裕があるので、朝食もいただきました。
5月に仕込んだ自家製味噌をつかった味噌汁。
おいしい~。
味噌汁好きです。
おいしく塩分補給できますからね。
1時間ほどバスに揺られて、御岳ロープウェイ乗り場へ。
標高1570m→2150mまでぼけぇっとしてれば着いちゃうんです。
600m上がるのって大変です~。
mont-bellのカードを提示して、往復2340円に割引されました。
御岳ロープウェイ 公式ホームページ|御嶽山キャンプ | 御嶽山 登山 トレッキング|長野県木曽郡
う~ん、上が見えない。
白いなぁ。
山は行ってみないと分からないんですけどね。
雲の上に出て快晴のときもあるし。
とりあえず、晴れてる下界を見てることにします。
標高2000mを超えていても暑い!
最近、日焼け止めを全く塗らなくなりました。
もともと、塗り直しは面倒なのでしてなかったけれど、朝イチに塗るのすらやめました。
汗が目に入ったとき、ただの汗なら痛くないけど、日焼け止めが混ざった汗はしみるんですもん。
日傘やアームカバーとも縁のない人生。
皮膚の老化を加速させていることはわかっていても、ジリジリと焼ける感覚が好きなんですよねぇ。
よくあるシチュエーションなのですが、露天風呂にて。
私しか湯につかってないんですよ、屋根もなくて直射日光だから。
風があって気持ちいいのにもったいないですよ(小声)…
内風呂は混んでました。
老化を早めることになってしまうだろうけど、自分が気持ちいい、楽しい、と思うことをしよう。
化粧水だけはちゃんとつけよう…
10:00で18℃かぁ。
涼しいと思われるでしょう。
でも暑いんですよ、樹林帯の中を歩き始めれば!
不規則な木の階段、雨上がりで滑る滑る。
苦手…
汗が噴き出ます。
かといって、規則的な階段もつらい。
まとめると、歩きだしは全部つらい!
11:00 八合目の女人堂
標高差300mを1時間か…
ペースが上がらない。
調子でない。
汗がすごい。
暑いからだと思いたいけれど、今回ちょっと荷物が重いのです。
帰りに松本で1泊しようと思って、その着替えが入っているため上下と下着一式分重い。
あとヘルメットも入っています。
今回は、自分が快適に歩ける重さを超えていたんだと思います。
下山してから使うものはロープウェイのコインロッカーに預けるつもりだったのに、忘れてしまっていた。
時間はたっぷりあったのになぁ。
全部、自分が悪いんです〜。
御嶽山は本当に信仰の山だと感じます。
八合目を過ぎると、少し風を感じるようになってきました。
標高2600mあたりからガレ場が始まります。
12:10 九合目 石室山荘
ちょっと休もう、と思って腰を下ろしたらバタバタバターッと屋根をたたく音。
雨です。
タイミング良かった~。
リポビタンDと、お汁粉を注文。
御嶽山の山小屋には2014年の噴火以来、ヘルメットが置かれています。
登山者自身で持つべきなのでしょうが、周りにいる登山者の背中を見ると絶対に入っていない人の方が多い。
その瞬間が、たまたま山小屋にいるときならいいけれど…
リポビタンD効果か、お汁粉効果か…
元気になりました。
12:40
出発!
続きます。