登って潜って、月をみて。

生きていれば、こんな景色に出会うことができる。こんなに幸せな気持ちにさせてくれる。

高知 柏島でダイビング その2(2022-1)

柏島ダイビングサービス フィンハウス

 

潜るポイントへ向かっていると、イルカがいました。

近くで、ヒレや尾を見せながら泳いでくれて。

以前と同じように、海中にカメラを突っ込んで撮ってみましたが、うまく撮れたのは1枚だけ。

お腹にくっついてる子どもイルカ、大きくなったなぁ。

昨年のイルカの写真はこちら。

 

本日は3ダイブ。

1ダイブ目は「民家下北北(みんかしたきたきた)」へ。

気温が33℃もあるので、海にどぼんと落ちると気持ちいい!

水温は高めで28℃。

ウェットスーツの首元から海水を入れて、体を冷やします。

 

まずは、白のハダカハオコゼ。

にぎりこぶしより、ずっと小さいんです。

 

ちらっ。

そのすぐ横の穴からも、ゴールデンイールモレイが。

こうやって近くにニョロニョロがいっぱいいるのは珍しいそうです。


シマウミスズメの幼魚です。


今夜にもうまれそうなクマノミの卵たち。

よく見ると目が見えるんですよ。

岩にびっしりついている赤茶色が卵です。

いったい何匹うまれるんでしょう。

親は警戒しています。

近づくとけっこうな強さで突っつかれます。

ほかのイソギンチャクには、小指の爪の半分もないくらいの大きさのクマノミがいっぱいいました。

イソギンチャクの毒(生まれてからは毒を防ぐ粘液を体の表面から分泌しています)に卵がやられないよう、イソギンチャクの触手を突っついて引っ込ませておくそうです。

卵がある期間は引っ込めた状態を保ち、卵に触れないって…

なんだかすごい関係。

でもたまに、でかいクマノミが真ん中のくぼんだところになぜかグイグイ入っていって、イソギンチャクが閉じ込めるかのように小さくなっているのも見るんですけど…

 

クマノミ(ニモ)つながりで、ナンヨウハギ(ドリー)です。

都営大江戸線の路線図みたいだなぁ」といつも思います。

下の写真の幼魚の模様は、6みたいにくるんとしていません。

 

2ダイブ目は「後浜(うしろはま)No 3.5」

まず、セロガタケボリ。

貝です。

 

わー、私の好きなハナヒゲウツボだ!

青と黄色のラインがきれいです。

砂地から、くわーっと。

おっきい口。

かわいい!

 

ホホスジタルミの幼魚です。

幼魚はかわいい。

成魚は地味。

人間と一緒か。

 

ナマコにくっついているから、ナマコマルガザミ。

 

美川憲一が持ってそう。

 

2ダイブ以上潜ると、おいしいランチも料金の中に含まれています。

ダイビング初日のランチは、リクエストしていた鯖寿司!

いきなりキター!

3ダイブの予定だったので、昼はちょこっとにしようと思っていたのに…

鯖寿司だから理性が吹き飛び、完食。

魚のフライもうまい。

このほかにも汁物などあり。

さすがに、いなり寿司はぐっとこらえましたが。

 

3ダイブ目は「後浜No 1」

 

オオウミウマです。

私が手を広げたより大きい。

 

すぐ隣には、イバラタツがいました。

 

海の花火だ。

 

不安的中。

やっぱり、吐きました…

食べるとやっぱりダメなんだよなぁ…

分かってる、鯖寿司だからって食べた自分が悪い!

でも、おいしいの!

 

今日はこれで終わりかぁ、と海面を見上げたら光のシャワーが降りそそいでいました。

 

夜ごはんもすごいんです。

幸せ。

お造り、焼き魚、煮魚トリプル。

ガイドさんのお父さんが、毎日釣ってきてくれるんです。

お造りの上にある小鉢、食べてみたらコリコリしてました。

これ、なんですか?

サトイモの仲間のハスイモの茎で、りゅうきゅうって言うの〜」

おいしかった。

こういう知らないものを食べられると嬉しくなります。

 

腹ごなしに散歩。

明日も楽しく潜れますように。

 

続きます。