登って潜って、月をみて。

生きていれば、こんな景色に出会うことができる。こんなに幸せな気持ちにさせてくれる。

高知 柏島でダイビング その5(2022-1)

柏島ダイビングサービス フィンハウス

本日は3ダイブです。

明日の飛行機は16:20。

その18時間前にはダイビングを終えていなければなりません。

ダイビングコンピューター腕にして海へ潜るのですが、私のはなぜか24時間たたないと✈NGマークが消えないんですよね。

まぁ、時間をあけるにこしたことはないですし、器材を乾かしたいので3ダイブにしておきます。

 

朝ごはんは楽しみにしていた、鯛めしのおにぎり。

結論から言うと、やはり食べすぎだったようで、けぽーっと海の中に餌をまきました。

朝、通り雨があり、船着き場でも海の上でも虹が出ました。

薄くなってますが、2つの虹です。

 

1ダイブ目は「勤崎(つとめさき)」

珍しいホウセキカサゴを見に行きます。

今回は白でしたが、オレンジや紫もいるそうです。

 

「その2」でご紹介したハナヒゲウツボの幼魚です。

大きくなると青に黄色のラインがきれいですが、幼魚は真っ黒に黄色のライン。

こちらからは黄色が見えませんでした。

 

オオモンカエルアンコウの黒。

にぎりこぶし、ふたつ分よりも大きいんです。

 

イシヨウジのペア。

これもペアで見ることが多いです。

動きがシンクロしていて見てておもしろい。

 

ミウサギ貝4つ。

中身は真っ白、美しい貝です。

 

クマノミの卵、生まれたて。

 

このあたりの親御さんには、どうやら必要なスキルがあるようで…

ガイドさんが陸での休憩時に、のこぎりで竹を切り始めました。

器材干し場のなにかを補修するのかな?

それとも…

もしかしてそれ、竹馬ですか?

「そうなんですよ~、年長になると保育園から作るように言われるんです」

作れるか、普通?

ぶっとい針金を巻き付けたり、竹を割ったり、そんなことができる親ばかりじゃないと思うのだが。

「できない場合は手伝う、とは言ってくれるんですけどね」

年長で60cmもの高さの竹馬に乗ると聞いて、さらにビックリ!


2ダイブ目は、またまた「民家下北北」

何度潜っても、おもしろい。

 

ミノカサゴがふわふわと。

しっぽの透き通った水玉模様が美しいと、いつも思います。

 

ネッタイミノカサゴの幼魚です。

パカッと開いている貝の中に隠れていました。

 

タテジマキンチャクダイの幼魚です。

これも成魚とは全く柄が違います。

幼魚は渦巻きですが、成魚は横しましま。

タテジマキンチャクダイ - Wikipedia

 

さて、昼ごはん。

ヤバイのが出てきました~。

鯖寿司とへら寿司です。

へら寿司 | 高知県 大月町 | 全国観光情報サイト 全国観るなび(日本観光振興協会)

ひとつずつにしときました。

だって、夜ごはんに出してくれるって約束してくれたから。

この断面の美しさ!

 

ラスト、3ダイブ目は「後浜No 3」

浅くて明るい海の中をのんびり潜りました。

1ダイブ目のホウセキカサゴに続いて、珍しいボロカサゴです。

確かにボロい…か?

 

ミノイソギンチャクについていたイソギンチャクエビ。

右よりの透き通っているエビです。


ツバメウオの群れです。

単体ではよく見るけれど、群れを見るのは初めて。

成魚ちょっと手前ですね。

 

最後に、とっておきのかわいいキンチャクガニ。

両方のハサミに、カニハサミイソギンチャクを必ず挟んでいます。

どんなに小さくても、常に持っているそう。

いつ、どの段階で持つのだろう。

どこから探してくるのだろう。

謎は尽きません。

応援するときに持つポンポンのようですね。

 

終わっちゃったなぁ…

器材を洗って干して散歩していると、大阪からの2人が船着き場で釣りをしていました。

クロサギ2匹とオジサンが、夜ごはんのおかずにプラスされます。

赤い方がオジサン。

海の中では砂地を這っています。

オジサン - Wikipedia

煮付けで出てきました。

白身でおいしかった〜。

クロサギは塩焼き、サッパリとした甘さを感じました。

動けないくらい、お腹いっぱい。

 

続きます。