日本列島を縦断した台風14号。
このときちょうど、紅葉が始まっているであろう北アルプス白馬岳(しろうまだけ)を歩こうと思っていました。
まず向かったのは信濃大町駅です。
立山黒部アルペンルートの玄関口である扇沢へのバスが出ていたり、北アルプス登山の前泊に使われることの多い駅です。
私も何度かお世話になっています。
着いたのはちょうどお昼どき。
お腹すいたー。
ラーメンとカレーは、絶対にどちらか選べません。
両方がいいサイズで組み合わさっている、贅沢定食にしました。
カレーは、グランプリをとったこともあるそうですが、口に合わなかった。
ラーメンの角煮がトロトロでおいしかったです。
駅前からのびる商店街を散策。
知り合いに教えてもらった、三俣山荘図書室へ行きます。
三俣山荘は、北アルプスの中にある山小屋です。
名物は、シカ肉のシチュー。
好き嫌い分かれるようですが、私は好き。
ここの喫茶室も最高でした。
サイフォンでいれているコーヒーのバックには…
なんと槍ヶ岳!
また行きたいなぁ。
その山荘が図書室をオープンしたとのこと。
ここだ。
歩いて5分ほどでした。
階段を上って3階へ。
ゆったりくつろげるスペースです。
こっちでランチすればよかったな、山小屋も応援できるし。
ジンジャエールを注文して、30分ほど読書タイム。
好きな本を読めます。
今夜の宿、ホテル白馬へ向かいます。
途中には、木崎湖、青木湖など美しい湖があるんです。
カヤックしたい。
前回計画したときも台風に直撃されて大雪渓から下山したために寄れなかった白馬鑓温泉。
ずっと行ってみたいのに、今回も行けなかった。
白馬鑓温泉は9/24までの営業なので、また来年チャレンジだ。
雪崩の通り道なので、毎年営業を終えると解体される珍しい山小屋です。
今回、天気が良くないことは行く前から分かっていました。
悪い予報が初日だけの場合、①か②にしています。
①登山口まで行けそうなら行っておく→そうしないと、天気予報がいい方に外れても登れない。
天気が悪いままなら、温泉と料理を楽しめばヨシ。
②1日目の行程を森の中までにする。
台風や低気圧が接近しているときに稜線を歩くのは、本当に本当に危険だということを2018年の白馬岳で実感しました。
毎日、予報が変わる。
2日目、3日目が晴れじゃないとなぁ。
白馬岳の稜線はとても美しく、晴れてないときに歩くのはもったいない。
そりゃ、ほとんどの山が晴れててほしいですけど。
で、今回は①になりました。
登山の前泊なら、夕食だけのプランにします。
部屋に冷蔵庫・電子レンジ・ポットがあるので、朝早い出発でも、温かい食事をしてから行けるのがありがたい。
ミニキッチンもあり、料理をするならフロントで鍋などを借りることもできるそうです。
蛇口からは白馬のおいしい水。
ここの温泉、気に入りました。
温度がちょうどよく、いつまでも入れる。
山に登らないことが決定したので、連泊しちゃおう!
いちいち住所などの個人情報を入力するのが面倒なので、金額の比較はせずに毎回、じゃらんで宿泊施設を予約します。
オンライン決済をすると、宿泊料の10%分のポイントがたまるので、急な宿泊など予算オーバーのときにも使えます。
連泊すれば、ほかのお客さんがいない時間に、お風呂を独り占めできるではないですか!
連泊サイコー!
清掃が終わり、12:00にお風呂があきました。
1時間以上はいってたみたいです。
温度もちょうどよくて。
部屋に戻り、山で読もうと思っていた本の続きをベッドで寝転がりながら。
大好きな、南アルプス山岳救助隊シリーズです。
ここは北アルプスですが、まぁ、いいでしょう。
どれもおもしろいので、ぜひ!
至福〜。
稜線は雲がかかったり、とれたり。
雲の動きが速いので、標高が高いところは強い風が吹いてそう。
今回は、これでよかった。
山をあきらめてよかった、ということにしておきます。
お腹すかせるために散歩。
白馬岳から下りてきたときに寄る「みみずくの湯」
右には、ジャンプ台が2つ。
このあたりは、立ち寄り湯がいくつかあります。
白馬駅に向かう途中には、足湯もありました。
夕食、朝食ともにバイキングです。
「おいしそう!」
「食べてみたい!」
と思えるものが多く、満足でした。
とろろごはんは毎回食べました。
食べすぎですかね。
夕食は、デザートも豊富でしたよ。
メニューが違うので、連泊しても大丈夫。
野菜もたっぷりなので、便秘も心配しなくていいや〜。
ムカゴのおこわ、おいしかったなぁ。
3杯おかわりしました!
朝は、お粥やカレーもありました。
バイキングが始まる頃に、大浴場へ。
みんな、ご飯に行くから空いてますしね。
白馬駅の近く「栂池(つがいけ)自然園」は、白馬の山々が見えるすてきな道があります。
全部歩かなくたっていいんです。
どこからも山は見えますから。
両親に話したら「行ってみたい」と。
歩くのがキライな母まで珍しい。
たまには一緒にお出かけしたいんですね、きっと。
紅葉が山から下りてきた頃に行こうね。
なので、今回は寄らずに帰ることにしました。
王冠みたいなギザギザつきのマンホール。
すごい食い込み感。
仕事もちょっとがんばろー。