朝そこそこ食べてしまうと1ダイブ目から吐いてしまうので、昨日の夜ごはんのとき、おにぎりを1つ作らせてもらいました。
これと熱いお茶でちょうどいい。
ここでダイビングをしても、ホテルなどに泊まる方もいます。
昨日宿泊したのは私だけだし、毎日3食、人に出すものを作るのは大変なことと思います。
私は本当に、朝はおにぎりだけでいいのです。
その代わり、昼と夜、いっぱい食べさせていただきます!
朝の散歩をしようとボートのところまで行くと、大きな波紋が広がっていました。
なんだろ?
あぁっ、イルカの親子だ〜。
朝夕、たまにここまで入ってくるとは聞いていましたが。
船にちょんちょん体当たりしてみたり、親子でゆっくり遊んで、養殖の枠の方へと帰っていきました。
1ダイブ目は「シシナカセ」
どぼん。
昨日よりヒンヤリ感じました。
いつものようにアンカーロープの根元で集合。
いつもはだいたい水深10mくらいですが、ここは少し深いですね。
16mです。
ロープの先に、微かに船の影が見えます。
ガイドさんを待っていると、タコがいました。
瞬きする間に、色を変えます。
威嚇されてるのかしら。
昨日見た、マツカサウオのちっこいの!
私の親指よりも小さい。
でもやっぱり派手。
ぴかーん。
ウツボと同居。
食べられたりしないのでしょうか、心配になりましたが、ガイドさんは「おそらくそれはないと思う」とのこと。
シマキンチャクフグ。
大きいのはよく見ますが、このサイズ感はかわいい…
これも親指ほどの大きさ。
ソフトコーラルの森。
さわると、ぷにぷにしてます。
ソフトコーラルとハタタテハゼ。
ハタタテハゼだけは、わりと近寄って撮れるんです。
クマノミがハタゴイソギンチャクにいるのをよく見かけますが、なんかこのクマノミ、おかしい…?
ライトを当てて撮らなかったので、青いですがおかしいのはそういうことではなくて。
なんで奥へ奥へと、グイグイ入っていくの?
真ん中の穴に消えていきました。
次の瞬間!
広げた風呂敷を真ん中に向かって折りたたむようにイソギンチャクがとじてしまいました。
クマノミは出られるのか?
近づいていると開かないかと思って、2分ほど離れて待ってみましたがとじたままでした。
イロドリカエルアンコウ。
やっとつかまってます…みたいな感じが好きです。
色がなんでこんなになってしまったのか分かりませんが、イラってこんなに口が大きく開くんだ?
こんなふうにガアァッって来るから、よけながら撮りました。
普段はこんなですよ?
大きいし、けっこういるので、体験ダイビングの人に必ず名前を聞かれるとガイドさんが言っていました。
おちょぼ口に見えるのに…
サンゴの中に、カスリフサカサゴ。
よくぞ、お顔を見せてくれました。
同じくサンゴの中に、アワイロコバンハゼ。
名前がすてきです。
そしてサンゴにピントが合います…
オレンジや黄色のオキゴンベが好きです。
2ダイブ目は、初めてのポイントでした。
「サルガウド」
お尻からボチョンと海に落ち、潜降を開始したら目の前にカメ。
おぉ〜、ビックリ。
カメもビックリしたのか、すぃ〜っと去っていきました。
ごめん、驚かせて。
上からなんか降ってきたらビビるよね。
岩肌にガンガゼがいっぱい。
トゲトゲしてますね〜。
長いトゲです、危険。
トゲの中に、口内保育をしているマジマクロイシモチがいました。
安全地帯ですね、ここは。
これまたピントが合っていませんが、卵で口がとじてないのが分かります。
なんとなく、いったんもめんが連想される名前です…
タイガースカラーの魚、多いなぁ。
パッチワークのようにイソギンチャクをいくつもくっつけたヤドカリです。
おしゃれ〜。
夜に潜ると、イソギンチャクが開いているそうです。
それは見てみたい。
きれいだろうなぁ。
やっぱり耳が変だ…
1ダイブ目で、耳がなかなか抜けなくて、強めにフンッてやったのがよくなかったんですね。
2ダイブで終えることにしました。
「あと1ダイブしたかったな、でも悪化したら困るしな…」
陸に上がったら、カレーの香りがしてきました。
そういえば、先月一緒に潜った人たちが
「ここはカレーもおいしいんだよ。イノシシの肉でね〜」
と言っていました。
確かにそのとき「食べてみたいなぁ」とは言ったけれど、人数が多いときしか出ないと聞いていたので、平日に潜りにくる私は食べる機会はないだろうな、と思っていたのです。
今日は気温も20℃きってるし、ダイビングで体が冷えたから、カレーいいなぁ〜なんて思いながら器材を洗って干しました。
まさかまさか、カレーの香りがここからだったとは!
辛口と甘口が用意されていました。
ミックスする人が多いそうです。
確かに辛口は、けっこうスパイシー。
そしてカツまで登場〜。
もうダイビング終わったから、思う存分食べる!
イノシシの肉、おいしーい。
3杯おかわり。
さっきまで
「あと1ダイブしたかった…」
と、しょんぼりしてたくせに…
柿とグレープフルーツをデザートにいただき、熱いお茶を飲みながら、撮った写真の整理やお魚図鑑を読んで過ごします。
図鑑は読みだしたら、なかなかとまれません。
時間があるので、近くに見える山に登ってこようと思ったら、全く展望がない山とのこと。
往復2時間くらいだろうから、ちょうどいいと思ったのになぁ。
猫たちのくつろぎっぷりがすごいです。
近づいても目を覚ましません。
覚ましても「なんだ、お前か」くらいの表情、すぐ眠りの世界へ。
夜ごはんです。
まだ、カレーでお腹ふくれてる…
そう思ったのに、おいしくてスルスルはいっていきます。
ブリのカルパッチョ〜。
夜の散歩に行くか…
お腹重い。
続きます。