滞在中は荷物の移動も面倒です。
ダイビングショップや港に近く、いくつかの飲食店へも歩いていける「久米島イーフビーチホテル」に連泊したかったのですが、初日だけ空きがありませんでした。
でも、サイプレスリゾートホテル久米島にも、泊まってみることができてよかったです。
久米島には19年前に妹と1回、15年前にツレと1回来ています。
ツレと泊まったのがイーフビーチホテル。
妹とは、ダイビングショップ併設の宿でした。
それがいちばん安くすみますので。
ダイビングと飛行機と食事(ゆずれない)にお金がかかるので、泊まるところにはお金をかけないようにしてました。
20代前半でしたからね。
なんでもかんでも、というわけにはいきません。
イーフビーチホテルは、その名のとおり、目の前にビーチがあります。
ツレとここから月を眺めたなぁ〜。
部屋はシンプルです。
ダイビングで来る人も多いでしょうから、物干し竿があるといいけどな。
でも、台風のときにしまったりしなくちゃいけないと大変ですかね。
次に来るときは、丈夫な紐を持ってこよう。
手すりはしっかりしているから、そこに渡せば水着など干せます。
ウェットスーツなどならそのまま手すりにかければいいけど、水着じゃ飛んだり落ちたりするかもしれないから。
別棟には、海洋深層水の展望風呂もあるんです。
海を眺めながら、湯船につかります。
ロビーもくつろげます。
朝ごはんも楽しみのひとつ。
でもダイビング前にたくさん食べるわけにいかない(吐くから)ので、最終日だけしか食べられないなぁと思っていました。
波が5m以上の予報で、潜りに行かないことにしたので食べる!
↑ 何しに来てるんだろう?
毎日、メニューが変わるので楽しみでした。
沖縄料理が苦手な方も大丈夫。
パンやカレーもありますし、おかずも選べます。
売店でお土産を探します。
帰る前にダイビング器材とともに送るので、早めに買っておきたい。
35シリーズに、ハイビスカスティーもあるのか。
コーヒーはよく見るけれど。
姪っ子と甥っ子に、チンアナゴやニシキアナゴのキャップがついた鉛筆。
産まれたばかりの甥っ子には、竹でできたスプーンとフォーク。
忘れちゃいけないのは、久米島の味噌クッキー。
おいしいんです!
久米島のお土産の定番だと思います。
自分にハブ革のキーホルダー。
柄がカッコいい!
久米島のハブは模様がきれいだそうです。
確かに…
ダイビングしないので、スクワットして、本を読んで、海を眺めて…の繰り返し。
1日1冊以上のペースになってます。
いっぱい持ってきてよかった。
辻村深月さんの「ユーレイ」
森絵都さんの「ヒカリノタネ」
よかったなぁ…
ヒカリノタネにあった
「取り返しのつかないものを取り返そうとして、取り返しのつかないことをしてしまった」
という一文。
なにかを失ったとき、それをどうにかして取り戻したい、失う前に戻りたい、と思うのは当たり前のこと。
でもかなわないことも、きっとある。
それを失ったあとの自分が、失ったままどうやって生きていくか。
取り戻そう、ではなく、そのときより良くできるか。
努力とかではどうしようもなく、流れに逆らえないことだってあるのだから、なんでもかんでも、取り戻せるわけではない。
取り戻さないほうがいいことも、もしかしたらあるのかもしれない。
全部、あとから振り返ってわかること。
手に入らないものに執着しすぎず、今、この手にあるものにたくさん感謝して、生きていきたいです。
本っていいな。
空が青くなくてもやっぱりきれいな沖縄の海を見ながら、そう思いました。
続きます。