登って潜って、月をみて。

生きていれば、こんな景色に出会うことができる。こんなに幸せな気持ちにさせてくれる。

秩父 国民宿舎 両神荘

両神温泉国民宿舎 両神荘<公式ホームページ> - 天然温泉とふるさと料理が自慢の埼玉県秩父郡小鹿野町の国民宿舎 両神荘

 

西武秩父駅からバスで50分。

酔った…

道が悪いのではなく、原因は運転手さんの度々の急ブレーキ。

こういう運転をするバスにあたると、ほんとつらい。

次のバス停見えてるんだから、そんなにスピード出さなくていいと思うのですが…

 

下車して、ヨロヨロと宿を目指します。

チェックインして、すぐに温泉へ。

アルカリ性の、美肌の湯だって~。

露天風呂が気持ちよかった!

10mほどの通路を「寒い寒い」と飛び跳ねながら進み、ちゃぽん。

内湯からではなく、脱衣所から行くのです。

 

すぐにあったまります。

温度がちょうどよくて嬉しい。

あとでまた入ろうっと。

奥の手すりのところで浮いているのは、花梨の実です。

かりんって、こんなに甘い匂いがするんだ〜。

何度も深呼吸。

 

長瀞で買った甘酒と、おからクッキーをおやつにします。

食べ過ぎじゃね?

温泉はいると、お腹すきますよ。

 

おからクッキーは、5種類だったかな…

そのうちの3つを買いました。

ドーナツは明日の山のおやつにとっておきます。

 

夕食は、いろんなプランがありました。

選んだのは、酒粕の猪鍋。

11月〜2月限定です。

お酒は飲めないけど、粕汁は好きだから。

酒粕が入らない猪鍋もありますし、すき焼きしてるテーブルが多かったですね。

酒粕のおかげなのか、食べてる最中になんだか眠くなってきました。

デザートは、栗の羊羹とオレンジかぁ…

部屋の冷蔵庫にしまってある、阿左美冷蔵の水羊羹にしよう。

明日、山で食べるつもりだったけど今食べちゃう。

いいサイズ感です。

黒みつのような、濃い味でした。

ちょっと甘すぎるかな。

喉がやけるというか。

渋いお茶と合わせます。

さっきのあんこくらいがいいな〜、さらっとした甘さで。

 

明日、歩きたいと思っている山の地図を見て食後の休憩をし、大浴場へ。

外の気温計は、マイナス2℃でした。

明日の朝は何度だろう。

寒いせいか、みなさん内湯ばかり。

露天風呂にひとりだったので、湯船で軽くストレッチをして背中をほぐしました。

明日、背中の痛みが減っているといいけど。

 

ぐっすり眠れました。

のんびり湯につかってしまうと、山に登る気がほどけてしまうので、朝はチャチャッと。

気温はマイナス4℃です。

露天風呂につかると、葉が落ちて実だけになった柿の木が見えます。

薄い桃色に染まっていく空と、柿の実のシルエット。

とてもきれいでした。

 

天気がいいのがよく分かる。

嬉しい。

 

朝食は軽めにしようと思っていたけど、米がおいしくて〜。

豆腐は毎朝手造りしているそうです。

「おなめ」という、刻んだ生姜や茄子が入った味噌もご飯や豆腐にのっけて。

 

では、出発!

続きます。