登って潜って、月をみて。

生きていれば、こんな景色に出会うことができる。こんなに幸せな気持ちにさせてくれる。

2022年最後の山歩き その3

昨夜は河口湖駅近くの「スーパーホテル 富士河口湖天然温泉」に泊まり、今日は黒岳へ登るつもり!

でした…

 

ホテルは、コンパクトで清潔な部屋。

居心地よかったです。

ベッドの横に洗面台って斬新だなぁ、と思いましたが、乾燥が気になる季節。

夜中に喉がイガイガして目が覚めたら、ベッドに膝をついたまま、すぐうがい。

蛇口からはイオン水が出まして、ゴクゴク。

 

いつもどおり、4時前に目が覚めます。

習慣ってすごい。

大浴場はずっとあいているので朝風呂〜。

長く湯につかると、山に行く気がなくなってしまうのでザバッと。

部屋へ戻り、朝ごはんまで山の地図を見たり、ウトウトしたり。

朝ごはんをしっかり食べて、ゆっくり出発。

ほうとうをつかったサラダや、チキンソテー、野菜もパンもおいしかったです。

河口湖駅に着いたら、登山に不要なものは全部コインロッカーにしまいました。

ぺしゃんこのザック。

山に必要なものは、これだけなんだ。

背中が軽い〜。

 

河口湖駅発8:08のバスで「三つ峠入口」へ向かいます。

甲府へ行けるんだ、このバスに乗ってれば。

なんか不思議。

 

ん?

左脚、やっぱり痛いかも。

ホテルから河口湖駅まで20分歩いてきたのですが、登山靴のベロの部分がスネの下、腫れているところに当たるんです。

靴下をはいただけでも、少し痛かったんですよね。

どうしよう…

迷っている間に、どんどん駅から遠ざかっていきます。

 

触ってみたら、朝起きたときよりも腫れてる。

これは、やめたほうがいいかも。

雲ひとつない快晴なのになぁ…

こんないい天気のときに登れることばかりじゃない。

登りたい。

でも…

脚が踏ん張れなくなったら、下山が怖い。

どうしよう。

 

早く決断しないと、歩いて戻るのがめんどくさい距離になってしまう。

 

よし。

初めて行く山なので、今回はやめよう。

サンダルに履き替えて、河口湖の湖畔さんぽにします。

 

毎日の散歩コースにしたい…

少し風があるから、鏡のようにうつってはいないけれど、青空と富士山って…

本当に美しいです。

ずっと見てられる。

最高の散歩道ですね、ここは。

 

マイナス2℃だけど、太陽のおかげでダウンを着なくても寒くない。

体が弱かった私を丈夫に育ててくれた両親と、鍛えてくれた山に感謝です。

 

それにしても、先日の箱根といい、河口湖といい、外国のお客さんが半分以上。

人気あるんですね。

どちらも富士山の見える観光地です。

河口湖駅の駅舎の後ろには、富士山。

 

今年最後のブログが、山ではなくなってしまった…

このあと、カフェで軽くお昼ごはんとケーキを食べただけ。

 

駅前で、富士山羊羹をお土産に。

 

新年って感じの車両です。

 

今年も読んでいただき、本当にありがとうございました。

来年も、たくさんのすてきな風景に出会えますように。

元気に過ごせる1年になりますように。

よいお年をお迎えください。