登って潜って、月をみて。

生きていれば、こんな景色に出会うことができる。こんなに幸せな気持ちにさせてくれる。

三浦半島へ その4

朝ごはんです。

朝食おすすめメニュー - 三浦半島地産品を楽しむ - メルキュールホテル横須賀

今朝は食べ比べはせずに、ゆうぎりのカレーにする。

豆腐は醤油より、塩をパラリのほうが好き。

三浦野菜の浅漬をパリポリ。

 

プラスチックではないアメニティの数々にも驚きました。

歯ブラシも、歯磨き粉もこんな!

マイ歯ブラシを持参するので普段は開けないのですが、見てみたくて。

持ち帰って使います。

歯ブラシに、中に入っている白い紙を挟んで、水を垂らし泡立てれば歯磨き粉になるのか。

プラスチックのゴミそのものを減らす、という取り組みです。

 

さて、今日は…

昨日、猿島から戻るときの船内放送で「横須賀軍港めぐり」のクルーズがあると知りました。

それに乗ってみたい。

 

縦走するような長い登山ではもちろんですが、こういう旅行のときも、予定をギチギチにしないでおくと、思ってもみなかったことに出会えたときに何かをあきらめずにすみます。

 

ホテル目の前、汐入桟橋から出港。

YOKOSUKA軍港めぐり

 

へぇ〜、御朱印ならぬ御船印っていうのがあるんですね。

どれもすてきだなぁ。

 

昨日の猿島航路のチケットを見せると、軍港めぐりの乗船料金が半額になります。

平日なので900円になりました。

なんてお得!

軍港めぐりが先でもいいですし、2日有効なので、どちらも楽しめると思います。

平日の初回、11:00のチケットを購入。

乗船開始は10:55です。

少し離れたところから見ていると、30分前からどんどん列がのびていきます。

団体さんもいるし、100人くらいになってないか?

次の便に変更できるかカウンターへ行って聞いてみると、変更可能とのこと。

変更して正解でした。

12:00の便は、さっきの半分もいなかったですもん。

 

出港~。

まず、米軍のイージス艦です。

どうやって見分けるかというと、白い八角形。

レーダーだそうです。

これが何枚もくっついているんです。

船首と船尾を交互に、2隻です。

 

お次は、原子力空母。

東京タワーがねころんだのと同じ長さですって!

この中にはスタバも入っているとのこと。

機密事項なので、陸地からはあまり見えないところに停泊してるそうです。

 

ちょっと寒いな…

長袖1枚しか着てなくて。

はおるもの、もともと持ってきてない。

風がビュゥビュゥ。

猿島は10分だから寒くてもいいや~、って思ったけれど、軍港めぐりクルーズは45分です。

でもそのあと、いろんな船に興奮していたら寒いのを忘れてました。

 

海上に浮かぶ、いくつもの白いコンテナのようなものは「消磁所」

初めて聞く言葉です。

横須賀消磁所 - Wikipedia

 

お城みたいなのは、なんだろう?

 

海洋調査船「わかさ」5104

海中の塩分濃度など、いろいろな調査をする船だそうです。

こういう目的のものばかりならいいのに。

大砲を見ると、どうしても今起きている戦争や海洋侵犯をおかす国のことを連想してしまう。

 

護衛艦「いかづち」107

護衛艦なので大砲があります。

 

掃海艇も見ました。

掃海艇 - Wikipedia

重い任務の船です。

 

あ、潜水艦!

しかも2隻も。

珍しいそうです。

任務や訓練などで1隻もいないこともあるそうですから。

 

特務艇「はしだて

海外のVIPをもてなすための船だそうです。

船でねぇ…

自分が船酔いする体質なので、船でのもてなしというものがピンとこない。

警護しやすいのでしょうか。

 

最後は、昨年デビューした多機能護衛艦「くまの」

凹凸のないのっぺりとした近未来っぽい見た目です。

これは、見つかりづらいようにするためだそう。

そして護衛艦ですから、やっぱり大砲があります。

 

下船するときに、

「消磁所の近くの陸地にあった、お城みたいな建物はなんですか?」

とガイドさんに聞いてみました。

なんと!

ごみ処理施設でした。

いかにも、な見た目だと地域の人に好感を持ってもらえないからお城のようなんですって。

へぇ~。

 

「下船してからもお楽しみがあります」

と、船内で放送がありました。

乗船券に数字が印字してあり、抽選でプレゼントが当たるとのこと。

ワクワクしながら見に行ったら…

あった!

やった!

カウンターに持っていくと、パチパチと拍手されながら小さな袋が手渡されました。

なんだろ、なんだろ。

………。

ブラックサンダーって…

しかもパッケージを変えただけじゃん…

非売品の何かかなぁとか、期待しちゃったじゃないの!

 

気を取り直して、お土産を見ます。

どんだけカレーあるんだよ。

 

ピンバッヂって、山小屋にもたくさんあるんです。

でも「つけるとこ、ない(ザックにつけたいけれど、その穴から雨が入る)しなぁ」と買ったことありませんでした。

でも、買っちゃった。

キーホルダーも2つ。

家の鍵につけるのを探してたんだ~、ちょうど。

 

そのときのガイドさんにもよるし、その日にいる船(たまにですが、ほとんどいないこともあるそうです…)の種類によっても、内容は変わるそうです。

何度来ても楽しめそう。

このクルーズでは進行方向、右側に乗るのが私はいいのではないかと思います。

寒くなければ、室内ではなく上へ。

 

そういえば、3日とも船に乗りました。

いつもの旅行とちょっと違った感じで、楽しかった。

いい思い出になりました。

ツレもそうだったようです。

そして三浦半島、もっと知りたくなりました。

また、歩きにこよう。