ゴールデンウィークの中にポツンとある平日、高尾山へ行ってきました。
雲ひとつない青空が広がっています。
5月、まだ花粉が飛んでいるのでマスクを二重にして、京王線の高尾山口駅~陣馬山を往復してタイムを計るということをしていた頃もありました。
夏山シーズンがまもなく始まる!
と、ワクワクして歩いてきたのですが、毎年タイムが低下していき、「あ~」と思うだけなのでもう(恒例の往復は)いいんじゃないかと。
自分に甘い。
「前年を超えよう!」などと発奮はしません。
さて、9時過ぎの高尾山口駅。
あれ?
意外と混んでないなぁ。
中学生や小学生の遠足の子どもたちを数に入れなければ、驚くほど空いている。
ケーブルカーも全然並んでないし。
どこから歩こうかなぁ~。
連休はだいたい、登りの一方通行になるから6号路にしよう。
きっと、あの花も咲いている…
やっぱり咲いてた~。
何度も見てもきれいだなぁ。
シャガです。
色も組み合わせも模様も形も芸術品。
そこかしこに群生しています。
咲きかけもかわいい。
・鼻歌を歌える(誰かと歩くならおしゃべりできる)スピードでのんびり歩きます。
・歩幅は小さく、自分の足のサイズを目安に。
・一歩を大きくせず、段差は例えば5歩くらいになってもジグザグに歩く。
この3つを意識して歩くと、全く疲れません。
どこまでも歩けそうって思います。
新緑がきれい~。
来て良かった。
登り始めたばかりなのに、何度もそう思う。
6号路の終盤に出てくるこの階段、山道よりもずっと疲れる…
なんで階段になっちゃったんだろう…
階段については、下りでも思い知ることになります。
影もいいですね〜。
混雑して自分のペースで歩けないところもありましたが、高尾山の山頂は巻いて、1時間半ほどで一丁平へ到着。
富士山もくっきりでした。
さて、私の好きなベンチは空いてるかな~。
空いていました。
ホットサンドとスープをいただきます。
ここに写っていませんが、このほかに2種類あります。
1つめはベーコンエッグとチーズ。
2つめはツナマヨとチーズ。
3つめはクリームチーズとあんこ。
スープは、玉ねぎとウィンナーと溶き卵です。
ホットサンドと具がかぶってる気がしますが、今日はこの気分だったし。
気温は25℃もあるのに、背中の汗がすぐ乾くくらいに太陽は力強く、空気は乾燥していて気持ちいい~。
心地よい風も吹いています。
ちょっと寝る…
で、起きたのが2時間半後。
首の後ろが日焼けで痛い!
真っ黒になってそうだな~。
やっちゃったな。
ま、いっか。
毎年やってるし。
8枚切りを6枚分食べてるんだなぁ。
高尾山往復くらいの運動量でこれだけ食べて昼寝をしちゃってたら、そりゃ痩せないか!
でも、本当に気持ちよかった。
のんびりできました。
さて、下山しますか。
稲荷山コースにしよう。
あれ?
ここも階段になっちゃったの?
赤土で、陽の光がいつも届きにくくてぬかるんでいるところに階段ができたときは、
「これで靴が汚れないで済む~」
って歓迎したけれど、これはちょっとやりすぎです…
木の根っこの間をぬって歩くのが楽しかったところも全部階段じゃん…
山に来てるのか、階段トレーニングに来てるのか、これじゃわからない。
どうしてこうなっちゃったんだろう。
なにか意図があって工事したのでしょうけど。
高尾山に来る頻度が、これからガクっと減りそう。
こんな道、つまんないもん。
登山口近くの狐さんたちもマスクが外れたんだね~。
599ミュージアムも久しぶりに寄ってみるか。
標本が美しいのです。
虫が苦手な方、ここで見るのやめてください。
このあとは、かき氷を食べたくらいのことしか書いていませんので。
植物の根っこまで…
繊細だなぁ。
苔も、こうなっていると分かりやすい。
トンボの羽もきれいだなぁ。
太陽をいっぱいあびて心地よい疲れです。
調布駅で下車して、かき氷食べよう!
まだ体が熱いままなんだもん、冷たいものを食べたい。
でもソフトクリームじゃなく、氷がいい。
甘味 an& (かんみ あんあんど) - 調布/甘味処 | 食べログ
こんなにいっぱい種類があるのか…
選べるかな。
隣の人の前には「柿ピーかき氷」が運ばれてきた。
柿ピーってかき氷と合体できるものなんだ…
私は、これ!
生姜が大好きだから。
「あずき、ジンジャー、ミルク」
なんておいしいの~。
煮詰めた生姜がミルクのかかった氷にマッチしてる。
しかも氷を崩したら、中にもあんこがあるではないですか。
これは嬉しい。
それにしても、高い山だな…
最近のかき氷はデカすぎです。
「ひとりで食べてお腹は大丈夫だろうか、でもウマイ」
と頭の中でグルグル考えながら4口ほど食べたとき、隣の方が
「次のをお願いします」
次の?
あ、そういえばメニューに「2杯目から注文できます」みたいな、かき氷(サイズがちょっと小さめ、私は最初からこのサイズがいいんだけど…)があったな、それいくんだな?
と思ってたら、1杯目と同じサイズのが運ばれてきました。
マジか…
この人、お腹が丈夫なんだな。
と、感心しながら食べていると、また
「次のお願いします」
はい?
3杯目ってこと?
次こそ、小さいサイズなのかな。
確認せずには帰れない気持ちになり、チビチビ食べていたら…
次も同じサイズでキター!
すごいや。
それしか言葉が出てこない。