サースフェーは2023年、モデルチェンジしました。
今の時代の流行りなのか、素材を変更したためか…
ほとんどが、くすみカラーっぽくなっています。
前のモデルの方が、色は好みだなぁ。
パキッと鮮やかな水色、からし色、あずき色、紺色。
どれにしようか迷うくらい好きな色ばかりでした。
色って大事ですよね。
紺も、今のはテカってる感じ。
生地の撥水性など改良されたためでしょうけど。
生地の耐水圧がアップしただけでなく、縫製もなるべく少なくなるようにでしょう。
これまた、優しげで好みだったサイドのグレーの生地がなくなり、筒状になりました。
私は、改良前のザックを愛用しています。
紺色の40+5。
紺✕グレーの組み合わせ、好き。
これの前は、からし色の30+5サイズでした。
からし色に惹かれまして…
写真は、3年前に黒部五郎岳の山頂で居合わせた方が
「音楽を聴きながら、のんびりしている感じがいい!」
と声をかけてくださり、撮ってくれたもの。
縦走2日目にして、もみあげがボサボサです…
もちろん機能にいちばん惹かれたのですが、30+5にしか、からし色がなかったのです。
山小屋泊で1週間程度なら、今までも30Lで行けてるしなぁ、+5があれば余裕じゃん、と即決。
このサースフェーはパッキングしやすくて、行き帰りに登山靴までがんばれば入れる(行き帰りはサンダルなので)ことができました。
手ぶらはラクチンです、忘れ物しないし。
これに慣れると、登山靴を別に袋で持つという選択肢がなくなりました。
その後、ちょっと大きなカメラを持つようになると…
入らない。
登山靴を出せば入るけど、それじゃ手ぶらじゃいられない。
30+5の、+5部分をのばせば、容量は増えますが、あくまでもイレギュラーというか、普段からやりたくないのです。
見た目が美しくないので。
ヘルメットを出したりしまったりが面倒なのでちょっとその部分に一時的におくため、とか、帰りにお土産買ったら入らなくてのばした〜、くらいの使い方にしたい。
小さいのか大きいのかで迷ったら、大きいほうを買うべきでした。
でも、からし色が40+5になかったんだもんだから。
というわけで、気に入っていたからし色の30+5をメルカリで売って、40+5を買うことにしました。
40+5は、あずき色(この表現がおばさんと言われまし。ワイン色と言えばいいのか?)、鮮やかな水色、紺色の3つ。
あずき色も深みがあって、派手じゃないんだけど華やかな印象、水色も好きな色だけど…
迷って迷って、紺色!
私の持っているお気に入りのミレーの服にいちばん合うと思ったからです。
色の組み合わせがお気に入りと言うのもありますが
「水色は自然界にない色なので遭難時に発見されやすい(水辺を除く)」
と、山の中で出会った遭対協の方に聞いてから必ず持つようにしています。
この服は、予算より高かったけれど、思い切って買ってよかった!
と着るたびに思うくらいのお気に入りです。
毎年、このトリロジーシリーズは配色が変わるんですもん。
その後、これだ! というのにまだ出会えていませんから。
ミレーのザックのほとんどについているハンドレスト。
ロゴの部分に親指をひっかければ歩くときに本当にラクチンですし、背中のパッドの乾きやすさも気に入っています。
左の拡張ポケットには、スマホや地図がそのままスッポリと入ります。
新しいモデルにも、もちろんいいところはあります(当たり前ですが)!
肩の部分の角度が少し変わって、よりフィットするようになっていたり、腰へのザックの吸いつき感は全然違いました。
え? と思ったくらい。
何年かたって今の紺色を買い替えるとき、やっぱりMILLETのサースフェーだと思うのですが、そのとき、また進化しているのかもしれません。