登って潜って、月をみて。

生きていれば、こんな景色に出会うことができる。こんなに幸せな気持ちにさせてくれる。

美ヶ原へ その2

こういう地図が、いちばんわかりやすいや。

 

9:50

ふる里館を出発~。

太陽は偉大ですね。

半袖で気持ちよく歩ける。

あれ?

他の人は、薄手のダウンとかフリースとか着てるぞ。

ほんと、接客のとき気をつけなきゃ。

みなさんと私とでは、体感温度がこんなに違うってこと、忘れないようにしなければ…

 

美ヶ原のシンボルの塔です。

 

茶臼山への分岐ですが、ガスってきたからやめよう。

10:20 分岐

ガスっていて展望がないけれど「アルプス展望コース」へ。

王ヶ頭へ向かいます。

北アルプスを一望できる、いい道なのだけれど真っ白けっけだ~。

北アルプス方面以外は青空なんだけどなぁ。

でも、こうやって見えないときもあるって知ってるからこそ、見えたときの喜びは大きいのです。

そして、見えなくても、あの山々が雲の向こうにちゃんとあるっていうことを知れているだけで、なんだか幸せだなと思うんです。

でも、見えたらもっと嬉しいんだけどなぁ、と歩いていたら…

ブロッケン現象が!

薄い雲海にできたので色が薄くて、私のスマホでは撮れていなくて残念。

 

王ヶ頭が近くなってきました。

朝、牛伏山から見えたところです。

 

お姉さん、ごめんね…

せっかく教えてもらったけど、まだピザがお腹にいる。

教えてもらったビーフシチューは、来年の冬にいただくことにします。

 

11:00 王ヶ頭ホテルの下

 

王ヶ鼻へ向かいます。

 

いや〜、いい道です。

 

11:25

王ヶ鼻に着きました。

 

ここから日本百名山の3分の1近くを見られるそうですが!

 

むぅ。

雲海、もしくはガス。

 

 

 

王ヶ頭ホテル方面も、雲がわいています。

ここからの景色はまた今度、だな。

でも歩いてこれて楽しかった。

途中、いい景色がいっぱいでしたもん。

戻るか~。


あぁっ。

未練がましく、最後に振り返ったら雲海が下がってるじゃないの!

あれは、白馬岳?

と心の中で呟いたら、後ろにいたおじちゃんが「あれは白馬かね?」と言ってたので、そうだということにする。

山座同定、苦手。

山座同定 - Wikipedia


あっ、槍だ!

一瞬だけ姿を見せてくれて、すぐガスの向こうに消えました。

嬉しい。

この景色を見せてくれて、ありがとうございました。

 

それからも雲のダンスは続きます。

 

12:15

王ヶ頭へ戻ってきました。

ここも彫刻の森のよう。

自然の中に人工物って好きじゃないのに、なんか圧倒される。

 

王ヶ頭ホテルです。

泊まることはおそらくない(お高い)ので、寄ってみよう。

お腹があまり空いていないので食べないけれど、パチリ。

 

お土産は、mont-bellの王ヶ頭限定グッズがあるくらいで特に買いたいものはナシ。

 

すてきな館内ですね。

あたたかみがあります。

 

有料トイレをお借りしてから、外のベンチへ。

朝、食べきれなかったパンでランチにします。

 

12:50 出発

いい景色だ。

歩いていて気持ちいい。

 

今回は、今朝のご来光に始まり、鳥に見える雲がいくつもありました。遊歩道も広くて、周りが全部見えて、歩いていて気持ちいい〜。

あと1時間ちょいで、このお散歩が終わっちゃうのさみしいなぁ…

 

ふる里館へまもなく着きそうになった途端、またガスの中でした。

牛さんたちは、はむはむ食事中。

 

13:35 ふる里館

預けておいた荷物を回収して、牛伏山への途中の遊歩道から高原美術館へ向かいます。

ふる里館から15分ほどで着きました。

 

朝、外側からですが彫刻はまぁまぁ見たので、展望テラスでソフトクリームにしよう。

霞んでいますが、北アルプスの稜線や浅間山荒船山まで見えました~。

どこを見ても美しい。

 

標高が高いことがよくわかります。 

パンッパンですね。

 

ちょっとお金がかかりましたが、松本市街へタクシーで戻りました。

レンタカーか無料送迎バス(1便のみ)かタクシーしか、ないので。

でも、頻繁には行かないところですし、晴れたんですもん。

無料送迎バスだと、散歩の時間がないんですよね。

ふる里館は(冬以外)連泊できないので、ほかのところに泊まって連泊する方もいらっしゃいました。

冬に雪景色を見に来よう、必ず。

 

そのとき、牛たちはどこにいるのだろう?

 

冬にまた。