登って潜って、月をみて。

生きていれば、こんな景色に出会うことができる。こんなに幸せな気持ちにさせてくれる。

山梨県 三湖台(さんこだい)へ

三湖台 - 富士山と西湖・本栖湖・精進湖を見渡す絶景パノラマ | 河口湖.net

 

「西湖民宿」バス停で下車します。

車は4台くらいとめられそう。

トイレもあります。

 

9:50 出発~。

登山口は標高920mほど。

急坂ですが、木陰で気持ちいい道。

いい風が吹いていて、蒸し暑くはありません。

 

急坂が続きます。

急坂を、急坂らしく撮れる技術がほしい。

 

この前の台風1号で倒れた木々が登山道をふさいでいました。

他にも葉がたくさん落ちていて、道はフカフカしていて、下るの滑りそうで怖いなぁ。

 

 

10:35

山頂に到着しました。

 

ベンチがいっぱいの広い山頂です。

△1202.5

 

雲の影がうつる青木ヶ原樹海。

その奥には南アルプス

雲で見えん!

 

登山口までのバスからは見えていた富士山も、今は見えません。

 

この山も歩きたいんだよなぁ、黒岳〜節刀ヶ岳のルートです。

秋にでも行こうかな。

登山を始めた頃歩いて、アップダウンが多く、角度を変えて富士山と対面できるいい道だと思った記憶があります。

 

富士五湖周辺の山って、ほんと景色がいい。

楽しいんだよなぁ、歩いていて。


レストハウスがこの下、10分くらいのところにあるので、そこに車をとめて夕陽を見るのもいいかも~。

手ぶらで山頂へ来る方もいましたから。

 

山頂からレストハウス方面に下ると、以前歩いた五湖台に続く道への分岐でした。

そっちへ歩いてもいいなぁと思いましたが、今日は河口湖駅近くの「きじ亭」を予約済み。

ほうとう、馬のもつ、ワカサギのフライ…

もう頼むものは決まっています!

 

五湖台へは1時間かぁ、ギリギリだな。

きじ亭が優先ですので。

 

あ、富士山が少しずつ見えてきた。

まわりの雲もかっこいいじゃないの!

待っててよかった~。

 

11:55

ありゃ。

1時間以上、ここにいたのか。

景色見てるだけで時間がたつ不思議。

気持ちよかったなぁ〜。

 

下山を開始して数分。

元気な声が下から聞こえてくる。

なんだろう?

 

うわぁ!

眼科にはジグザグにつらなるジャージの列!

大和市の中学生が遠足に来ていました。

その数、300人。

少しずつすれ違いながら下ってきましたが…

 

あれ?

なんだか、歩きやすいぞ。

登りはフカフカしたり、葉がたくさん落ちていたんだけどな。

300人に踏みしめられて、とっても歩きやすくなってるんですけど!

「おれ、パシリなんですけど~」

うしろには自分のリュック、前には女の子のリュックを抱えた男の子。

その女の子が、リュックの中をゴソゴソ探しています。

パシリ、と明るく言えている時点で仲良しなのが伝わってくる。

 

山ではねぇ、こういう優しさで恋につながる(山小屋で働いていた時、学校登山で登ってきた生徒さんで実際にあった)こともあるんだよ~。

と、おばちゃんらしい発言をしたら

「あたし、好きな人いるから」

ありゃりゃ、始まる前に終わった!

先生や、ほかの生徒さんと大爆笑。

かわいかったな〜。


12:30

あっという間に登山口です。

ここまで、中学生たちの元気な声が聞こえる。

楽しいよね、よかった〜。

無事に下りてね。

 


河口湖駅へ戻る道です。

延々と布団が干されてる。

そして、風があるので道路にも落ちている…

大げさじゃなく、200mくらいずっと干してあるんですよ。

 

きじ亭に着きました。

河口湖にある きじ料理専門店『きじ亭』・全国でも珍しい雉子料理はいかが!

メニューを見るまでもなく、3点セットです。

一応見るけど。

 

まず、馬のもつ煮。

どこのもつ煮よりも大好きだ~。

 

そしてワカサギのフライ。

なんでこんなに軽やかに揚がっているのだろう。

 

ほうとうもおいしい。

麺大盛にしてほしいくらいだ。

 

う~ん、次に来られるのはいつだろう。

真夏は、この標高の山は登らないからな。

当分、来られないよな。

お腹と相談は数秒、お財布と相談も一応しまして、もつ煮とワカサギおかわり!

もつ煮は2日間、コトコト煮込んでるんですって。

ワカサギは大きな鍋で揚げてるとのこと。

だからこんなにサクフワなのかぁ〜。

どちらも無限に食べたいです。

 

ここのお風呂、気持ちいいですよ〜。

露天風呂・内湯のご案内|『富士眺望の湯 ゆらり』

 

いい1日でした。

やっぱり山はいいなぁ。