登って潜って、月をみて。

生きていれば、こんな景色に出会うことができる。こんなに幸せな気持ちにさせてくれる。

深田久弥さんの言葉

「山は挑戦するものじゃなく、山に行って抱かれるもの」

この言葉、好きです。

 

難ルートだったり、厳冬期に登ったり、そういう困難を乗り越えると、自然と

「この山を制覇した」

という思いが出てくるのかもしれないのだけれど。

 

私は山へ入ると

「また山へ来ることができた」

と、感謝の気持ちがわいてきます。

自分が健康だからこそ来られる場所。

山までの交通機関、山を歩けるように道やトイレを整備してくれる方々…

自分だけでは何もできないのですから。

 

そして、周りを山々に囲まれているとき、ぽつんと山の中に立つとき、私は本当に自由だと感じるし、山に抱かれている気持ちになるのです。

 

だから冒頭の言葉がすごく好き。

「挑戦」にふさわしい登山も、世の中にはたくさんあるのでしょう。

MAMMUTは「挑戦こそが人生だ。」がキャッチコピーのようだし。

でも私は、挑戦ではなく、山に会いに行く登山をしていきたいと思います。

 

 

あと、深田久弥さんの好きな言葉をもうひとつ。

「が、この雨だ。安全第一、廻れ右!」

山は、いつでもそこにある。

いろんな事情で、私たちが少し山から離れることがあったとしても、そこにあり続けてくれる。

 

遠くから来た。

忙しい仕事の合間に、やっと来れた。

そんなときでも、天候悪化や体調不良などは起こりうる。

不安なときは、必ず戻る。

その判断を誤らないようにしたいと思います。