登って潜って、月をみて。

生きていれば、こんな景色に出会うことができる。こんなに幸せな気持ちにさせてくれる。

2024年夏 久米島へ その1

夏山シーズンの繁忙期に入る前に、久米島で潜ってきました。

1週間じゃ潜り足りない!

っていつも思うので、ちょっと奮発して10日間です。 

昨年の秋にそう決めたときから、お金を貯めてきました。

きっと、ダイビングをしない方からすれば、海に潜るだけでこんなにお金をかけるの? と思われると思うのです。

でも、海に入らなければ味わえない世界。

楽しみでたまらない!

飛行機に乗る18時間前にはダイビングを終えていなければなりませんので、潜るのは最大で8日間です。

波が高ければ、その日はお休みさせていただいて。

 

今回もお世話になるのは、こちらです。

ここのガイドさんたちが、私は大好きなのです。

そして使いやすいボートも。

久米島のダイビングショップ / JiC久米島

 

ダイビング器材を1週間前に送ったのですが、到着しているかを調べても「羽田」以降の情報が更新されず、やきもき。

どの段階なのかはわかりませんが、荷物がさばききれず(前の週の天候不良などにより)に発送の順番待ちになっているのではないか、とのこと。

 

私は体がでかくてレンタルのウェットスーツが体に合ったことがないため、すべてマイ器材です。

集荷にきていただいた際、

「遅延の可能性がある」

と言われ、それでも発送したので文句は言えないのですが、何日遅れるって分かっていれば送らないけれど、ちゃんと着く可能性もあるってことだよね〜、と期待しちゃう。

人間の脳って都合よくできているらしいです。

災害のときに避難を躊躇するのも同じ心理だそう。

 

いつもはダイビング器材のほかにリュックひとつなので、器材を預け荷物にしてそのまま飛行機に搭乗するのですが、今回は滞在期間が長いため本や着替えのほかに日焼け後のケアの化粧品など荷物が多くなり、スーツケースにしたのです。

飛行機に2つ預けると追加料金がかかるから、と送ったのですが失敗だったか。

でも、自分が決めたことだから仕方ないわ〜。

ほぼあきらめていたら出発日の前日、お昼過ぎにピロピロリン♪

着いたんだ〜。

ヤマトさん、ありがとうございます。

 

羽田空港へ着き、5階のスタバへ行きます。

スタバへ行くのは、羽田空港に来たときだけ(普段はカフェでお茶、の習慣ナシ)なので、その時点で非日常の始まり始まり〜。

2階のスタバは立って飲んでいる人もいるくらいの混み具合ですが、ここは静かで席もゆったりでお気に入りです。

甘すぎる飲み物はイヤ。

でもメニューを見慣れていないので、何を飲んだらいいか分からずにまごまごしていたら、お姉さんが「ゆずシトラスティー」を勧めてくれたので、それにしました。

搭乗時間まで、飛行機を眺めてから那覇空港へ出発。

富士山が見えました。

そのために、こっち側の窓際の席を指定しているのです。

やっぱり富士山はいいなぁ。

今年は、宝永火口を歩くつもりです。

 

 

那覇から久米島への乗り継ぎに2時間ほどあるので、なんか食べよう〜。

端から端まで歩くことになりますが、国際線エリアに食べるところがいっぱいあるみたい。

 

お、こんなところに首里城が。

火災で焼失したのは、2019年10月31日です。

もう、そんなにたつんですね。

 

ケンミン食堂にしよう。

メニューがいっぱい。

骨までバリバリ食べられるソーキそばが好き。

ソーキそばを注文したのに、ソーキがちっちゃいのひとつだけ。

あとは三枚肉だった…

間違えたのか、もともとそんなもんなのか。

ま、いいや。

国内線エリアへ戻ります。

む。

八天堂のお店か。

黒糖、食べてみたい。

思ったより、皮がやわやわ。

クリームはたっぷり、黒糖の甘さがおいしかった〜。

 

搭乗口に向かうと…

あ、ジンベエジェットではないか!

かわいい〜。

嬉しいな。

これに乗って久米島へ行けるなんて、ツイてるぞ。

いつもはだいたい、小型のプロペラ機です。

機内に入ると、ヘッドレストにかかっている布に目がいきました。

すてき。

機内販売で、この柄がプリントされたウォータープルーフの袋を購入。

完全防水ではないようですが、山でも使えそう。

購入した際に、おまけなのかなぁ?

沖縄言葉のシールと、サクラジンベエのシールをいただきました。

スーツケースにペタペタ貼っちゃえ。

 

そして機内からは絶景が!

 

そして、慶良間諸島

ダイビングを始めた頃、よく潜りました。

すっごくきれい!

この景色を見ることができて、本当に幸せだ〜。

 

ぷるぷる感動していたら、久米島とハテの浜が見えてきました。

横に細長くのびている砂浜が、ハテの浜です。

 

少し離れたところにポコンと突き出ている岩は、トンバラだ。

大型の回遊魚とも出会える、ダイビングポイントです。

 

上昇した、と思ったら5分後には

「降下を開始します」

だもんなぁ〜。

それくらい、久米島沖縄本島から近いのです。

 

どんより梅雨空の東京から、陽射しが痛いくらいにピーカンの久米島へ降り立ちました。

 

今回は初日だけ「リゾートホテル久米アイランド」に泊まります。

リゾートホテル 久米アイランド【公式】| 魅惑の沖縄・久米島

イーフビーチホテルと並ぶリゾートホテルでしょう。

エレベーターがないので、重い荷物がある人にはキツイかも。

私はイーフビーチホテルの方が好みだなぁ。

 

 

今回の久米島滞在で3kg減らしたいと思っているのです。

海の中で酔って吐いて、ではなく!

今日は久米島空港からホテルまでのバスがずっとギュウギュウで酔ったので、ファミリーマートで買ったもので済ませました。

このようなメニューを続ければ痩せますかねぇ?

 

宮古島で買ったまもるくんで水中デジカメを充電しながらたっぷり寝ました。

 

やっぱりリゾートホテルはお高いので、往復の飛行機とセットになっている初日だけ泊まり、2日目からはいつもの「なんくるないさぁ」です。

器材の洗い場、干し場もあり、スタッフの方々もみなさん優しくて、お気に入りの宿です。

 

楽しく潜れますように。

続きます。