登って潜って、月をみて。

生きていれば、こんな景色に出会うことができる。こんなに幸せな気持ちにさせてくれる。

2024年夏 久米島へ その2

久米島のダイビングショップ / JiC久米島

 

最高気温33℃、最低気温28℃。

山だったらイヤだけど、海だから!

水着で歩いていると、汗をかいてもどうでもいい。

陽射しが強すぎて、すぐカラッカラに肌が乾きますし。

 

ハテの浜が見えます。

 

半年以上ぶりの1本目は「コーラルガーデン」へ。

なかなか潜降できずにモタモタしていたら、ガイドさんがスッと寄ってきてベストに残っていた空気をさっと抜いてくれた…

こんな初歩のミスをやってしまうとは、お恥ずかしい。

ミスといえば、ダイビング器材を入れたキャリーケースにフィンだけ置いたまま(フィンは別のポケットに入っているのです)迎えの車に乗ってしまい、港に着いてから取りに戻ってもらうというミスもおかしています。

 

オキナワキヌハダウミウシ

肌色っぽく、大きさは2cmほど。

こんなのをすぐ見つけるなんて、ほんとにすごいや。

 

大好きな、キスジカンテンウミウシ

なんとも言えない、この透き通り具合。

和菓子のよう。

 

ハナゴイの幼魚たち。

 

ミゾレウミウシ

珍しくはないのですが、一緒に潜ったガイドのイツミさんが撮った写真が本当に美しくて!

ブログに載せていいよ、と写真をもらえました。

ダイビング中、私たちがはいたエアがオーバーハングになっている壁にたまることがあります。

水の中に水がある、というこの景色も好きなのですが、イツミさんの撮った写真はこちら ↓

エアが鏡のように、ミゾレウミウシをうつしてる。

すっごくきれい。

たくさんいた個体の中で、このミゾレウミウシを選ぶってステキです。

 

ヨコシマタマガシラ。

体の上といえばいいのか(?)だけに模様があり、下は無地です。

 

これも好き。

イバラカンザシ

鮮やかな色で、海中を彩ります。

 

 

ボートへ上がると、海面に黒いものがいっぱい。

イカのちっちゃいのでした。

 

昼ごはんです。

港の食堂が本日お休みなので、スリーピースさんへ。

ウェットスーツや水着のまま入れます。

何にしようかな〜。

このあと潜らないなら、絶対にスペシャルなんだけど。

アーサ入りの久米島そばにしよう。

昨年は薄いな、と感じたのですが味覚が変わったのでしょうか。

すごくおいしい。

ピリ辛もやしそばも人気です。

一緒のチームで潜った方々は、デザートでぜんざいも食べており味見させてくださいました。

中には、金時豆が入っています。

上にはサトウキビのブルーシールアイス。

アイスは5種類から選べます。

現場仕事をされていたようで汗ビッショリのおじちゃんが来店。

頼んだのはレインボーかき氷でした。

メニュー写真の下段右です。

おいしそうに食べてらして、かわいい〜。

私はひとつは食べられそうにないので、味見で充分。

ごちそうさまでした。

 

梅雨が明け、夏の訪れを告げる強い南風が吹いています。

1本目は久米島の北側のポイントで静かな海況でしたが、2本目の「マンタステーション」は、なかなかのパチャパチャっぷり。

これはおそらく海中で吐く!

潜る前から分かる。

酔わない人は

「酔ったらどうしよう、って思うから酔うんだよ」

と言ってきますが、違う。

それは絶対に違います。

だって、毎回そう思って海中に入るんですから。

それでも酔わないときは酔わないもん。

 

夜光貝

沖縄ではポピュラーな食材です。

 

高瀬貝も。

 

タコクラゲ!

 

元気だったのは、ここまで。

酔った…

浅場だけでなく、水深15mあたりでもうねうねしてる。

視線の先にはマンタがいるのですが、それどころじゃないんだよ。

周りのみなさんの視界に久米島そばが浮遊しないようにスマートに吐き、呼吸を荒げないようにするためにはコツがいるのです。

何度か近くに来てくれたときは、我慢の限界でして、カメラを持てませんでした。

少し離れていますが、1枚だけ撮れてた〜。

 

マンタを待っているときのうねりでやられ数回吐き、最後の安全停止でとどめを刺され数回吐き。

気持ち悪いよぅ〜。

 

 

3本目は「ウーマガイ」

やったー!

安全停止も水深5mあたりに魚がたくさん群れている岩があるので、そこでできるから酔わない、好きなポイントです。

 

エントリーすると、オキナワスズメダイの乱舞。

ほとんどのポイントにいます。

 

カスミチョウチョウウオ

舞っているよう。

 

ヒレナガヤッコ♂

 

ホンソメワケベラ2匹にクリーニングされているハナグロチョウチョウウオ

 

モンガラカワハギ。

何度見ても、おぉっと笑っちゃう柄です。

 

オジロバラハタかな。

昨年も久米島で見ました。

体に斑点があるのに、背も白抜きに。

模様が凝っているなぁと思うのです。

 

このムカデミノウミウシは、光合成をするんですって。

だから太陽の光が届く水深にいるそうです。

 

ノコギリダイとアカヒメジ。

1匹だけ種類が違いますが、仲間のようによく一緒に泳いでいます。

 

にっぽん丸(クルーズ船)、でっかー!

観光バス2台分の方が、横付けされたボートで久米島に上陸し、ハテの浜へ向かっていました。

寝る前に思い出してツアーを見てみたら、思いのほか短かった。

クルーズって、1ヶ月以上のものばかりなのかと勝手に思っていました。

 

2本目に酔ったあと、港まで戻るときに長袖ラッシュガードを着る気力がなく陽射しをあびたら、肩も胸元も、顔ももちろん真っ赤っ赤。

初日でこれじゃ、帰る頃には…

ま、いっか。

 

夜は、ファミリーマートにしとこ。

吐いたあとだし。

共用の冷蔵庫があるので、3食分のおかずを買い、あとは持参した玄米ご飯。

中味汁とは、

中身汁 沖縄県 | うちの郷土料理:農林水産省

 

じーまみー豆腐とは、

ジーマーミ豆腐 沖縄県 | うちの郷土料理:農林水産省

 

明日はどこへ潜るのかな。

続きます。