登って潜って、月をみて。

生きていれば、こんな景色に出会うことができる。こんなに幸せな気持ちにさせてくれる。

2024年夏 久米島へ その4

久米島のダイビングショップ / JiC久米島

 

セミの抜け殻、なんでほとんど同じ高さなのでしょう?

1匹だけ少し高いけれど、あとはこの高さでした。

画面に入らなかったセミも同様です。

 

このカメラ、それぞれ200万円超ですって。

す、すげぇ…

いいカメラは、全然違うらしいです!

当たり前か。

このカメラを持って海に入るようになってから、すっごく楽しいそうですよ。

 

 

1本目は「シチューガマ」へ。

何度も潜ってるけど、好き。

シマキンチャクフグ?

ノコギリハギ?

どっちでもいいや。

ともかく、ちっこくてかわいーのです。

 

「シチューガマ」の「ガマ」とは、穴という意味。

穴の中へ入っていくと…

カッポレとネムリブカがうろうろしていました。

私の水中デジカメは30mが限度なので、そのあたりの水深にいくとぼや〜んとした写真になってしまうのです。

ピントはあまり合っていませんが、これだけはかろうじて…

 

振り返ると、この青!

 

私たちがはいたエアが天井にたまるのですが、ガイドさんがそこにライトを当てました。

上のエアには穴の外の青がうつりこんでいて、下のエアはライトで照らされてキラキラしてます。

それが海底にうつり、とても美しかったのですが同時には撮れなかった〜。

 

キイロハギの幼魚。

黒目まんまる。

しっぽ、欠けてるのかなぁ。

私、たぶん黄色い魚が好きです。

 

ひだの曲線がきれいなサンゴ。

 

まつ毛バチバチな、ムレハタタテダイ

 

歩くウミシダ。

少しずつ移動していて、気づきました。

 

細っこいヤガラが5匹。

 

たくさん魚を教えてくれる大好きなガイドさんとだと、本当に楽しい。

 

 

2本目は「ウーマガイ」です。

ここも、何度も潜っているけれど好き。

ガイドさんが変われば見る魚も変わるし、少しタイミングがずれただけで群れと出会えたりもしますから、同じポイントでもずっと飽きないのです。

 

雄山(おやま:立山三山のひとつ)の山頂みたい。

山頂の神社のよう。

 

すんごい密集してるなぁ…

保育園?

ちびっこたちが、認可がおりなそうなくらいのギュウギュウっぷり。

このイソギンチャクは、住み心地がいいんですかね〜?

 

また、シマキンチャクフグかノコギリハギかわからないけれど、かわいいチビちゃんたち。

「待ってよ〜」って言ってそう。

保育園つながりです。

 

ゴマモンガラだけでなく、モンガラカワハギも産卵してました。

ゴマモンガラは、卵を守っているときは凶暴性がさらにアップ。

テリトリーは、卵を起点に海面へ向かって逆円錐状なので、海面へ逃げても追われるそう。

横に逃げなくてはならないんですって。

離岸流と一緒ですね。

ゴマモンガラにかみつかれて何針も縫った人がいるくらいだそうですが、このモンガラカワハギは威嚇のみ。

真下にある、黄色っぽいほわほわが卵です。

ツノをたてて威嚇してきたので気づきました。

あなたのド派手な模様がすごく好きなのと、目がどこにあるのか観察したくて、卵に気づかずに近寄っちゃった。

ごめんね。

 

船に上がろうとしたら、海面にまたイカの群れ。

みんな「沖漬け、食いてぇ〜」ってなってました。

 

夏っぽい空だな〜。

このあと5分間、スコールでした。

10日間で雨に降られたのは、このときだけ。

 

お昼だ〜。

やっと、港のそばが食べられます。

昨年より、メニューが増えているではないですか!

「いなむどぅちそば」にしてみよう。

小サイズ…

ほんとはもうちょっと食べたいんだけれど、吐かないことが大事だから。

かまぼこなどが入った白味噌味のスープであったまる〜。

でも次からは、いつもの三枚肉そばにしよう。

 

なんか今日は調子がいいぞ。

少し量が足りない感じ。

でも、そばをおかわりしたらダメな気がする。

あ、この前味見させてもらった「沖縄ぜんざい」がおいしかったから、店は違うけど食べてみよう。

団子がのってるから、お腹も少し膨れそう。

黒糖のシロップがけっこう濃いめ。

団子もほわんと柔らか。

おいしかった〜。

ごちそうさまでした。

 

 

3本目は「トンバラザシ」へ。

ここも好き〜。

 

こういう溝に沿って泳ぐのも楽しい。

いろいろ見つかるので。

 

ヒラムシです。

海中でヒラヒラしているとけっこう目立ちますが、着底しているとおとなしめだなぁ。

 

クロヘリアメフラシのちっこいの。

 

タテスジハタの幼魚。

青と赤がきれいです。

 

ソメワケヤッコ。

珍しいそう。

私は黄色✕青の組み合わせの魚も好きなので、セナキルリスズメダイとか。

なので、見つけることができて嬉しかった〜。

 

キョロキョロしながら海中を漂っていると、何かが空から降ってきました。

空から、はおかしいな。

上から、でした。

左手で受け止めると、1cmサイズの小さなキスジカンテンウミウシではないですか!

大興奮!

かわいい〜、たまらない〜。

岩に手を置くと、うつっていきました。

 

ライトを当てないとこんな色。

 

ライトを当てると、黄色の筋がぐんと目立ちますね。

かわいい〜、かわいい〜。

 

透明な、ナデシコカクレエビ

ライトが途中でつかなくなってしまい、青っぽい写真ばかり。

真ん中にいるのですが、おわかりになりますか?

 

イチジク?

椎茸?

 

ツムブリの群れだー。

 

夜光貝はスベスベですね。

帰ったら私も、肌のケアしなきゃ…

ほんとやばい。

 

そうめんのような、イソギンチャク。

1本1本がすごく長いです。

 

ナスカの地上絵みたい。

 

 

滞在4日目にして初めて、夕食を外でいただきました。

今日は酔わずに絶好調だったし、車海老を食べたくなって。

ゆったりしたカウンターがあり、ひとりでも食事しやすいので、宿から近いこともあり、ここがいちばん好きかも。

島の猿 (SHIMA-MONKEY) - 久米島町/居酒屋 | 食べログ

椅子席もゆったり。

奥には座敷もあります。

 

さて、何を食べようかな〜。

ジャガイモが食べたくなってきたよ、私は。

ポテトサラダ、決まり〜!

車海老の塩焼きは絶対。

あとは、じーまみー豆腐の揚げ出しと…

那覇空港で食べたソーキそばが物足りなかったので、炙りソーキと…

何だい、いつもと同じじゃん。

もも串も頼もう。

鶏肉、好き。

丼に入ったジャガイモをつぶし、わしゃわしゃかっこみます。

マヨネーズ、久しぶり〜。

でも、ひとりで食べるには多い。

ソーキ、ぷるっぷる。

これで那覇空港の借りは返した。

車海老の塩焼きは、やっぱりうめぇ!

香ばしい匂いにもやられます。

 

お腹いっぱいだー。

帰って、海で撮った写真を見返して寝よう。

 

明日はどこへ潜るんだろな〜。

続きます。