まだ暗いうちから、気づくと鳴いてるわ。
久米島の今日の日の出は5:44です。
ちなみに東京は4:29。
1時間以上も遅いんですね〜。
朝の散歩は、今日も15分で終了。
ヤドカリさん?
家、ちょっと狭くないか?
しかも、バーと網の隙間が狭くて進退窮まっているではないの。
救出しようと思ったのですが、網にガッチリくっついているので、無理に引っ張るのも…
幸運を祈る。
1本目は「トンバラザシ」へ。
いつもとは違うコースどりで、ドロップオフの方へ。
ハタタテハゼとオグロクロユリハゼが、並んでる。
このあと、私が咳き込んでしまったらその音に驚き、画面左下の同じ穴の中へ入ってゆきました。
このイバラカンザシ、美しい…
色、形、模様、好み。
ウミタケハゼという透明なハゼが、このウミウチワにいるのですが、素早くて撮れる気がしない。
遠目に見たら、このウミウチワ自体がきれいだな、と思い撮りました。
だいたい水深25m以深にいます。
ヤマブキスズメダイ。
山吹色、好きです。
カンザシヤドカリ。
三指ついて、丁寧なご挨拶をしそう。
オキナワスズメダイなどがたっくさんたっくさん群れているのですが、写真では絶対にそのままを撮りきれないや。
ここは本当に楽園だ…
港でランチタイムです。
昼の便で久米島へ来るお客さんがいるとのことで休憩が2時間。
三枚肉そばの中サイズにしよう。
毎日食べてもうまい〜。
時間あるから、ぜんざいじゃないデザートをいただいてみようかな。
おいしかった。
これ、けっこうお腹ふくれる…
食後は、いつもの場所で読書。
今日もいい日だなぁ。
2本目は、みんな大好き「ウーマガイ」へ。
毎日潜ってないか、ここ?
それでも楽しいんです。
船からドボンと落ちて潜降したところがだいたい水深7〜8m。
ここ、エアの続く限りずっといられる〜。
そう思うくらい、明るい陽射しが降り注ぐ楽園なのです。
視界に入っている魚で、名前がすぐ言えるのは少しだけ。
でも、こんなたくさんの魚に囲まれているだけで幸せ〜。
ゴマチョウチョウウオです。
チョウチョウウオって、下の写真のように真っ黄色が多い(目につきやすい)から、淡い黄色のゴマチョウチョウウオは新鮮です。
きれいだわぁ…
眉間に青い迷彩柄があるかのような、ヒレナガヤッコの幼魚。
正面から見ると、なかなかの目つきの鋭さです。
そして、こちらがヒレナガヤッコの成魚です。
模様が全然違う~。
4日前に教えてもらった魚でした。
来週には忘れているかもしれないけれど、今日は覚えてたぞ〜。
上の写真の魚、ヒレナガヤッコの幼魚って海中では分かっていなかったけれど、帰って図鑑で調べました。
青って、どれだけあるのだろう。
グラデーションにうっとりします。
カシワハナダイっていうんだ、この暗い赤色の魚は。
キンギョハナダイの中にいると、地味な色がかえって目立つなぁ。
最後、ゆらゆらもやもやと水温が混じり合ってるなぁと思った瞬間、強く流れ始めました。
ウーマガイでこんなに流れるのは珍しいことだそうです。
船が真上にあるので、あえて全力を出して泳いでみました(遠くにあるならもちろん、体力とエアを温存すべく岩をつかみながらほふく前進します)が、笑っちゃうくらい進まない。
自然には、かなわない。
そう思いながら船のハシゴをつかみました。
体験ダイビングの男の子たちが、笑顔で
「楽しかった! また来ます!」
って言っているのを見て、私まで嬉しくなりました。
世界が変わるよね。
昨日の自分と、海の中でぐるりと魚にかこまれた自分。
絶対違う。
私も半分近くまできましたが、やってみたいことはいっぱいやってみようと思いました。
3本目は「フィッシャーマンズコーナー」へ。
ここは初めて潜るぞ。
そう言ったら
「こんなに久米島で潜ってて?」
とガイドさんに言われましたが、ほんとだもん。
たぶん。
ドボンして、驚いた。
溝がいっぱいある!
これ、自然にできたとは思えない…
縦横無尽に広がる水路のよう。
隆起しているところは、雪の蔵王山のモンスターみたいだ。
溝に入ると、両脇にいろいろいます。
魚もいっぱいだけれど、ここは眺めているだけでもおもしろいなぁ。
ハナゴイの群れ。
ゴマハギの小さいときの形って、おもしろいと思う。
なんか、ふっさふさしてる。
クマノミの卵がびっしり。
もう眼ができていました。
生まれるね、もうすぐ。
追記:2日後に潜ったら、もう卵はなくなっていました。
海中の花畑。
ツユベラの幼魚だ。
このオレンジ、目立ちます。
少し追ってみたら、他の魚と合わせて福笑いみたいになってる。
あと、口だけだった〜。
おしい!
今、51分潜っていますがこの水深(4.7m)であれば、まだまだいられる〜。
もっと、ここにいたいなぁ。
なんて思いながら、水路を眺めていたら、いきなり横にアオウミガメがいました。
私がずっと、ぼけ〜っとフィンで片足立ちしていたせいか、人と思わなかったのかもしれません。
甲羅の後ろにワイヤーみたいなのがからみついてしまっている。
ひっかかったりして、痛くないといいな。
あなたはだぁれ?
透き通っていて、すごくかわいい。
ちっこいのに、奇跡的にピントが合いました。
ガイドさんによると、ウルマカサゴの赤ちゃんかなぁ?って。
「ペリペリと 調子にのって 剥いた顔 海水しみる クリームしみる」
一句できました。
ペリペリペリペリ剥けるのがおもしろくて、昨日やりすぎちゃったわー。
海水だけじゃなく、化粧水もなんも塗れない。
しみる。
きったない顔を残しておこうと自撮りをするも、スマホは勝手に美白モードになるから色白。
肌が汚くなって、猛烈に後悔するのは帰る日だろうなぁ。
今はそんなことどうでもいい、すっごく楽しいので。
続きます。