昨夜、柏島へ来て初めて雨が降りました。
今日も雨の予報だったので、海の中ちょっと暗いかもなぁ〜、と思ったら青い空。
やったー。
6時前の猫は、こんなですよ…
こんなにくつろいでるものなんでしょうか?
動いたから起きるのかと思ったら、眩しかっただけ?
1本目「シシナカセ」
今日もマンツーマンです。
ひとりだと申し訳ないな、と思う反面、じっくり見れるし、いっぱい見れるし、いいことづくめ!
「ひとりでも気にしないで」と言ってくださるので、堂々と楽しみます。
最初に深場へ向かいました。
これは、もしかして…
やっぱり!
水深33mにいました、ピグミーシーホースが。
薄いピンク色、ちっちゃ!
3年前のことです。
大阪のご夫婦の旦那さんが、ガイドさんが「遠いですよ」と忠告してくれたにも関わらず「見たい!」と。
けっこう泳いでたどり着いて…
そして、わからなかったやつじゃないの!
悪夢再びかと思ったら今回は、肉眼でも写真でもわかる〜。
ゴイシウミヘビ。
モヨウモンガラドオシが標準和名のようです。
はじめは1匹だったのに、写真を撮っていたら2匹に増えました。
鼻にティッシュで栓してるみたいで笑っちゃった。
オオモンカエルアンコウの幼魚。
ちっちゃくても、この表情なんだ~。
あ?
って言ってるみたい。
クロフチススキベラの幼魚。
前をヒラヒラクネクネ泳いでいくので、つい追いかけました。
目元、キラッキラだなぁ。
ミノカサゴの中で、これがいちばん好き〜。
これまた、目がキラッキラです。
ニシドマリハナガサウミウシ。
柏島から20分くらいに西泊というところがあり、その名前がついたそうです。
お花みたい。
また見れた~。
抱卵しているキンチャクガニです。
カスリフサカサゴ。
なんかいじけてる感じで、かわいいんだよなぁ。
キビナゴシャワーをあびられるのも、あとわずか…
2本目「レッドロック」
カマスの群れに、何度も遭遇しました。
イラモツノテッポウエビが2匹。
なんでガイドさんは、こんな名前を覚えられる?
そして、なんで見つけられる?
すごすぎる…
キイロウミウシ。
これは白っぽいですが、黄白色のものもいるようです。
陶器のように見える。
ゴンズイが岩陰でわちゃわちゃしてました。
コロダイの幼魚かな?
ヒメジは、砂地を這うときもあります。
歩いているように見えるときもあるくらいのスピード。
黄色いアゴヒゲみたいなのを砂に差し込んでエサを探していて、このアゴヒゲは味を感じられるそうです。
これはヨメヒメジだと思うんだけど…
アカハタは、どこにでもいっぱいいます。
派手なので、目につきます。
ハコフグの幼魚。
ミナミハコフグの幼魚は黄色でかわいく人気ですが、こちらは地味め。
水色の点々がきれい。
ニシキカンザシヤドカリ。
でっけぇ…
驚きました。
今まで見たウミウシの中で最大級!
私の手とほぼ同じ長さの、ミカドウミウシ(60cmになるものもいるんですって)です。
小さいときとは、模様が全然違うんだ。
「ミカドウミウシ 幼体」の検索結果 - Yahoo!検索(画像)
図鑑では3cmの大きさで、今と全く同じ模様で載っていました。
3cmは大人ってことね?
それが、どーんと大きくなったのが、今、見たものです。
ダンシングなんとか、っていう名前もついてるそうで、ひらひらと踊っているようでした。
ランチは中華。
ピリ辛であったまる〜。
6時前の猫も、昼の猫も変わりません。
3本目「後浜2」
ハリセンボンの目が、地球みたいにきれいです。
目だけをぐりぐり動かしていたヒメゴンベ。
「あれ、目はどこ?」って一瞬、なりました。
きれいな色だなぁ〜。
ハンター、エソ。
こうやって待ち構えていて、自分の口よりずっと大きいものでも食いついて、離しません。
目が赤くて怖いわー。
でも、2匹並んでるのって、見たことない気がする。
よくあることなのだろうか。
ガラスハゼ。
ホシベニサンゴガニ。
何があって、そうなっちゃったの?
「お医者さん、いく?」って聞きたいくらい。
でも、船に上がってガイドさんに聞いたら珍しいことではないそうです。
ウツボは口の中にもうひとつアゴがあってそれで噛み砕くから、このアゴがズレていても大丈夫なのかぁ?
アミメハギの幼魚。
かわい〜。
アナモリチュウコシオリエビ。
全身は見えず、ほぼハサミだけ…
ホタテツノハゼは、この距離が精一杯でした。
でも見られて嬉しい。
ストーカー、ヘラヤガラ。
注:これをしているヘラヤガラは、たま〜にしか見ませんので、いつもいつもではありません。
カンムリべラが嫌がって身をよじり何度も離すのですが、しつこくアゴをのっけます。
訴えられてもおかしくないレベルのしつこさ!
頭にアゴのっけられたら、私、いやだわ。
ヘラヤガラは肉食なので他の魚に警戒されています。
草食(このカンムリベラは草食じゃないんだけど)の魚にくっついて警戒されないようにしといて捕食する、ということなのですが…
ちゃんと自分の体色と似た魚にくっつくので、色を識別できているのだと思います。
今まで見たのは全部、そうでした。
なんか風格ある、ヒトスジギンポ。
王座にいるかのようです。
今日もおいしい夜ごはん。
今晩も雨が降りそうな夕暮れでした。
続きます。