登って潜って、月をみて。

生きていれば、こんな景色に出会うことができる。こんなに幸せな気持ちにさせてくれる。

高知 柏島でダイビング(2024年)その9

柏島ダイビングサービス フィンハウス

昨夜、柏島へ来て初めて雨が降りました。

今日も雨の予報だったので、海の中ちょっと暗いかもなぁ〜、と思ったら青い空。

やったー。

 

6時前の猫は、こんなですよ…

こんなにくつろいでるものなんでしょうか?

 

動いたから起きるのかと思ったら、眩しかっただけ?

 

 

1本目「シシナカセ」

今日もマンツーマンです。

ひとりだと申し訳ないな、と思う反面、じっくり見れるし、いっぱい見れるし、いいことづくめ!

「ひとりでも気にしないで」と言ってくださるので、堂々と楽しみます。

 

最初に深場へ向かいました。

これは、もしかして…

やっぱり!

水深33mにいました、ピグミーシーホースが。

薄いピンク色、ちっちゃ!

3年前のことです。

大阪のご夫婦の旦那さんが、ガイドさんが「遠いですよ」と忠告してくれたにも関わらず「見たい!」と。

けっこう泳いでたどり着いて…

そして、わからなかったやつじゃないの!

悪夢再びかと思ったら今回は、肉眼でも写真でもわかる〜。

 

ゴイシウミヘビ。

モヨウモンガラドオシが標準和名のようです。

魚類図鑑・モヨウモンガラドオシ

はじめは1匹だったのに、写真を撮っていたら2匹に増えました。

鼻にティッシュで栓してるみたいで笑っちゃった。

 

オオモンカエルアンコウの幼魚。

ちっちゃくても、この表情なんだ~。

あ?

って言ってるみたい。

 

クロフチススキベラの幼魚。

前をヒラヒラクネクネ泳いでいくので、つい追いかけました。

目元、キラッキラだなぁ。

 

ヒレボシミノカサゴ

ミノカサゴの中で、これがいちばん好き〜。

これまた、目がキラッキラです。

 

ニシドマリハナガサウミウシ

柏島から20分くらいに西泊というところがあり、その名前がついたそうです。

お花みたい。

 

また見れた~。

抱卵しているキンチャクガニです。

 

カスリフサカサゴ

なんかいじけてる感じで、かわいいんだよなぁ。

 

キビナゴシャワーをあびられるのも、あとわずか…

 

 

2本目「レッドロック」

カマスの群れに、何度も遭遇しました。

 

イラモツノテッポウエビが2匹。

なんでガイドさんは、こんな名前を覚えられる?

そして、なんで見つけられる?

すごすぎる…

 

キイロウミウシ

これは白っぽいですが、黄白色のものもいるようです。

陶器のように見える。

 

ゴンズイが岩陰でわちゃわちゃしてました。

 

コロダイの幼魚かな?

 

ヒメジは、砂地を這うときもあります。

歩いているように見えるときもあるくらいのスピード。

黄色いアゴヒゲみたいなのを砂に差し込んでエサを探していて、このアゴヒゲは味を感じられるそうです。

これはヨメヒメジだと思うんだけど…

 

アカハタは、どこにでもいっぱいいます。

派手なので、目につきます。

 

ハコフグの幼魚。

ミナミハコフグの幼魚は黄色でかわいく人気ですが、こちらは地味め。

水色の点々がきれい。

 

ニシキカンザシヤドカリ。

 

でっけぇ…

驚きました。

今まで見たウミウシの中で最大級!

私の手とほぼ同じ長さの、ミカドウミウシ(60cmになるものもいるんですって)です。

小さいときとは、模様が全然違うんだ。

「ミカドウミウシ 幼体」の検索結果 - Yahoo!検索(画像)

図鑑では3cmの大きさで、今と全く同じ模様で載っていました。

3cmは大人ってことね?

それが、どーんと大きくなったのが、今、見たものです。

ダンシングなんとか、っていう名前もついてるそうで、ひらひらと踊っているようでした。

 

 

ランチは中華。

ピリ辛であったまる〜。

 

6時前の猫も、昼の猫も変わりません。

 

 

3本目「後浜2」

ハリセンボンの目が、地球みたいにきれいです。

 

目だけをぐりぐり動かしていたヒメゴンベ。

「あれ、目はどこ?」って一瞬、なりました。

きれいな色だなぁ〜。

 

ハンター、エソ。

こうやって待ち構えていて、自分の口よりずっと大きいものでも食いついて、離しません。

目が赤くて怖いわー。

でも、2匹並んでるのって、見たことない気がする。

よくあることなのだろうか。

 

ガラスハゼ。

 

ホシベニサンゴガニ。

 

アゴがずれているウツボ

何があって、そうなっちゃったの?

「お医者さん、いく?」って聞きたいくらい。

でも、船に上がってガイドさんに聞いたら珍しいことではないそうです。

ウツボは口の中にもうひとつアゴがあってそれで噛み砕くから、このアゴがズレていても大丈夫なのかぁ?

 

アミメハギの幼魚。

かわい〜。

 

アナモリチュウコシオリエビ。

全身は見えず、ほぼハサミだけ…

 

ホタテツノハゼは、この距離が精一杯でした。

でも見られて嬉しい。

 

ストーカー、ヘラヤガラ

注:これをしているヘラヤガラは、たま〜にしか見ませんので、いつもいつもではありません。

カンムリべラが嫌がって身をよじり何度も離すのですが、しつこくアゴをのっけます。

訴えられてもおかしくないレベルのしつこさ!

頭にアゴのっけられたら、私、いやだわ。

ヘラヤガラは肉食なので他の魚に警戒されています。

草食(このカンムリベラは草食じゃないんだけど)の魚にくっついて警戒されないようにしといて捕食する、ということなのですが…

ちゃんと自分の体色と似た魚にくっつくので、色を識別できているのだと思います。

今まで見たのは全部、そうでした。

 

なんか風格ある、ヒトスジギンポ

王座にいるかのようです。

 

 

今日もおいしい夜ごはん。

 

今晩も雨が降りそうな夕暮れでした。

 

 

続きます。